住宅だけじゃなかった!開放感が気持ちいい、casa cubeの美容室が誕生!

外観に窓の存在感がないのがcasa cubeの特徴ではあるが、この建物はそれがいちだんと際立っている。正面から見ると、入口部分がへこんでいるだけの真っ白い箱にしか見えない。

この白い箱の中になにがあるのか? というと、アットホームかつおしゃれな美容室なのだというから驚きだ。casa cubeの美容室、興味津々でのぞかせてもらった。

 

知り合いの家におじゃましたような雰囲気のエントランス

 

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どうにも美容室には見えない、という第一印象のまま入口のドアを開けると、エントランスになっている。正面には受付のカウンターがあり、美容室らしいと言えなくもないが、右手の階段が美容室らしからぬ雰囲気を醸し出している。

全体が明るい白木で当日されていて、明るくおしゃれな感じではあるが、やはり、ここは「友だちの家に遊びにきた」という感覚に近い。そんなエントランスだ。

じつは、この「友だちの家にきた」感じこそが、オーナーの水谷氏によると、美容室のトレンドなのだという。これからの美容室は「個室化」の時代になり、親しい友人宅に来ているような落ち着き、リラックスできるような場所であることが求められるのだそうだ。

それならば、たしかにこの美容室、「お家」感は、なかなかのものだ。

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吹き抜け効果で開放感あふれるカットスペース

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それでいて、店内奥に入ると、そこには広々して、明るいカットスペースが広がっている。長いスリット窓、さらに天窓、吹き抜けとあらゆる角度から自然の光が入るように工夫されているため、この明るさが確保されている。さらに、このカットスペースは天井が吹き抜けになっているため、実際の明るさ以上に明るく感じるうえに、開放感があるのだ。

美容室で過ごす時間は、自宅でくつろいでいるような気分でいてほしい、そんなオーナーの思いが伝わってくる。

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明るくて暖かいシャンプースペースではついうとうとの心地よさ

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1階のいちばん奥まった部分には、シャンプースペースがあり、ここはスリットではなく大きな窓に面している。ここは明るく、陽射しがあるときはいい感じに暖かくなる。シャンプーやヘッドスパでリラックスしていると、きっと眠くなってしまうに違いない。

しかし、そんなまどろみこそは、最高のひとときだ。

水谷氏のいう「落ち着き、リラックスできる空間」はまさにこのことだろう、と思わされる。

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屋外でくつろげるベランダもGood!

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くつろげると言えば、2階にあるベランダも負けていない。ヘッドスパやカットが終わったあとは、この2階のベランダでのんびり過ごすこともできるのだ。カットだけをちゃっちゃと終わらせて、すぐに店を出るのではなく、こういうスペースで常連客同士のつながりができたり、そんな効果も期待できるスペースだ。

屋内にいても、光が降り注ぎ、気持ちのいい美容室だが、いざ屋外に出てみると、やはりそこは空気が違う。髪の毛も頭もすっきりして、ここでのんびり光を浴びながらお昼寝、なんてさぞかし気持ちがいいだろう、と想像してしまう。

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住宅でも店舗でも、casa cubeの可能性は無限大!

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思った以上に広々としたリラクゼーション空間が広がっていた「CONTENTS」を出て、振り返ってみると、そこにはやはりただの真っ白な箱のような建物があった。

今までに数多く訪ねてきたcasa cubeの家もそうだったが、この家の面白さは、外観とはまったく違う表情が中にある、ということだった。

住宅としてもそうだったが、店舗になってもそれは変わらない。

外観からは想像できない広々とした空間が広がる美容室「CONTENTS」は、いい意味で周囲の予想を裏切る店だった。

一見して美容室には見えない、という造りもちょっとした隠れ家のようで、プライベート感がある。水谷氏の目指す「親しい友人宅にきている」ようなMy 美容室に、この店を選ぶ人も増えてきそうだ。

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住宅としてのcasa cubeのもつ可能性の多さにも、いつも驚きを感じていたが、美容室として採用されている例を見ると、まるで店舗向けのプランであるかのようにしっくりとはまっていた。これなら、カフェ、ベーカリー、セレクトショップなどさまざまな使い途が考えられるに違いない。casa cubeのポテンシャルおそるべし、だ。