建築家・安藤忠雄による直島の「ヴァレーギャラリー」で草間彌生のアート作品を体験!

ヴァレーギャラリーは2022年3月12日に香川県直島のベネッセアートサイトにオープンしたアート施設です。世界的な建築家・安藤忠雄が設計したこのギャラリーは、自然とアートが融合した空間を提供しています。 展示作品には、草間彌生の「ナルシスの庭」があり、この作品は1966年のヴェネチア・ビエンナーレで注目を集めたものです。草間彌生の名を国際的に広めるきっかけとなりました。

祠をイメージした「ヴァレーギャラリー」

ヴァレーギャラリーは、日本の伝統的な祠をイメージしており、シンプルで内省的な空間美が特徴です。 建築全体は自然との調和を重視して設計されており、二重の壁によって内向的な静けさを持つ内部空間を作り出しています。一方で、半屋外の構造を取り入れているため、雨や風、光などの周囲の環境を五感で感じられます。

埋め尽くされたミラーボールが、光を優しく反射しながら、周囲の景色を美しく映し出しています。

半屋外に広がるミラーボールは、太陽の光に照らされて神秘的です。まさに自然とアートが調和している空間です。

「こんなところにも・・・」と目を引くミラーボールが、庭の一角に静かに佇んでいます。光を受けてきらめくミラーボールは、周囲の緑に相まっています。

ミラーボールと木々が調和している、草間彌生の作品「ナルシスの庭」

ギャラリーの外や静かな池のほとりに設置されたミラーボールが、幻想的な輝きを放っています。光が反射して生み出す光が、水面を優しく照らします。周囲の風景と調和していて心が癒されるでしょう。

池に浮かぶミラーボールは、風でゆっくり移動します。自然の風と共に動きを見せるアート 池に浮かぶミラーボールは、そよ風に導かれるようにゆっくりと動きを見せます。自然と共に動きを見せるミラーボールは、風の流れに寄り添いながら静かに変化していきます。

建築とアート、そして自然が調和した幻想的な空間

祠をイメージした安藤忠雄による建築は、内省的な静けさと自然の力強さが共存するユニークな場所です。草間彌生のナルシスの庭や小沢剛の作品が展示され、アートと自然、そして地域の歴史が響き合う特別空間です。直島の新たな風景を楽しみに、ぜひ訪れてみてください。

ヴァレーギャラリー / Valley Gallery

電話番号:087-892-3223
開館時間:9:30〜16:30(月曜日〜日曜日)
URL:https://benesse-artsite.jp/art/benessehouse-museum.html#valleyG
場所:香川県香川郡直島町 琴弾地