優しい空間に広がる光が、音楽のある暮らしを彩る平屋の住まい「なだらかに奏でる家」
かつての日本では主流だった平屋。洋式化が進むにつれて現代の住宅事情では2階建て以上が一般的となりました。そんななか、若い人を中心に開放感があり、自由に部屋のレイアウトを決められる平屋暮らしに憧れを持つ人が増えています。とはいえ、なかなか日常で接点のない平屋を自分の住まいにするのはイメージが湧きにくいもの。だからこそ、平屋のマイホームづくりは建築家と進めるのがおすすめ。建築家とともに作る住宅シリーズ「design casa」では、デザイン性・機能性はもちろん、オーナーの理想の暮らしを実現する空間を目指します。「なだらかに奏でる家」は、音楽好きのオーナーのための、シンプルながら毎日の暮らしを楽しくする平屋の住まいです。
木の風合いとブルーグレーの色味がモダンな雰囲気の外観
レッドシダーとブルーグレーの漆喰壁が平屋とは思えないようなモダンな印象を与える外観。レッドシダーは天然の木だからこそ味わえる経年変化が大きな魅力。家族の成長と共に変化していく木の風合いには、人工の外壁材にはない味わいが楽しめます。またレッドシダーには、音を抑制・吸収し、騒音を抑える特性があり、楽器を家で演奏する方には特に外壁で使用するのがおすすめの木材です。
一方の塗り壁材はドイツ発、世界95ヵ国以上で使用されている「sto」(シュトー)を採用。透湿性があり、耐候性が高いのが特徴です。また、ひび割れも少ないうえ壁表面が超撥水性となるため、雨水などの水滴が汚れの粒子を取り込みながら落ちる自己洗浄能力があり、壁面のキズや汚れが抑えられるのも人気の理由です。
機能性にもこだわった、ナチュラルで柔らかな住空間
玄関扉を開くと広がるのは、白壁と木を基調としたナチュラルな雰囲気の空間。壁の上部を曲面にくり抜いた形にすることで、柔らかさをプラスしています。
奥に進むと現れる、シンプルですっきりとしたLDK。キッチンは人気のペニンシュラ型で、家族とのコミュニケーションをとりながら作業を進めることができます。また、キッチンの腰壁にはL字型にカウンター兼ダイニングテーブルを設置。ホームパーティーなどの来客時にも使い勝手に優れた構成です。
テーブルとキッチンを繋げることでダイニング機能をキッチン周りにまとめ、広々としたリビングスペースを確保。食事の前後や休日のティータイムなど、好きなタイミングで音楽を楽しめる、家族の憩いの場となっています。
また、LDKに隣接する形で収納スペースを配置。クローゼット機能も含め収納を一箇所にまとめることで、他の個室をより広々とさせることができます。引き戸のブルーの色合いがシンプルな空間を引き締めるアクセントとなっています。
LDK奥にはロフトスペースも用意。使用頻度の低いアイテムや、季節行事で使用するものなどはまとめてしまうことができ、住空間をすっきりと保つことができます。
光が差し込む爽やかな洗面台回りにも収納をたくさん設けています。棚を稼働式にすることで、家族の生活スタイルの変化に合わせて調整できます。
四季折々の光が音楽のある暮らしを彩る平屋の住まい
音楽好きのオーナーの暮らしを豊かにする、シンプルな平屋の住まい「なだらかに奏でる家」。窓から差し込む光を白壁が柔らかく拡散することで、明るく開放感に溢れる空間が家族の毎日をあたたかく見守ります。四季折々の光が暮らしに差し込む、心地の良い住宅です。