アウトドアリビングが日常を豊かにする、明るく心地の良い平屋の住まい「外に集う家」

前編:アウトドア好きのご家族のための、自然を暮らしに取り入れた平屋の住まい「外に集う家」

マイホームと聞くと、庭付き・2階建ての一軒家を想像する方も多いのではないでしょうか。そんなイメージを覆すように、近年人気を集めているのが「平屋」の住まい。開放感があり、自由なレイアウトが多くのファミリーを惹きつけています。そんな平屋だからこそできる、自分らしさを詰め込んだマイホームづくりは、建築家と進めるのがおすすめ。建築家とともに作る住宅シリーズ「design casa」では、オーナーの理想の暮らしを実現する住まいを目指します。「外に集う家」は、開放的な吹き抜けリビングやテラスなど日々の暮らしを心地良く過ごせるプラスαの空間が魅力の住まいです。

テラスから差し込む光と風が心地よい、開放感溢れるLDK

天井まで吹き抜けとなったリビングは玄関扉を開けたすぐ目の前に配置。仕切りがない分開放感があるものの、玄関扉を開けたときにリビングが丸見えになってしまうのも事実。そこでプライバシー面の対策として、玄関の正面に壁を配置。壁掛けテレビ用として用いることで壁を有効活用できるうえ、天井付近の空間をあけることで、玄関側から見た圧迫感を抑えています。

ダイニングキッチンと一直線上に並ぶものの、ピットリビングとして床に段差を付け、ほかのスペースよりも一段低くすることで壁や仕切りなどを設けずに視線に抜けを保ったまま、空間を緩やかに区切っています。

続くダイニングキッチンは家事動線に優れた横並びのレイアウト。

ダイニングテーブルとキッチンカウンターの高さを揃えることで、配膳や片付けなどの移動もスムーズに行えます。リビングやテラスまで見通しが良く、どこにいても家族の気配を感じられるキッチンです。

テラスとの間に設けられた大型の窓ガラスからは、明るい光が降り注ぎ心地の良い風を取り入れることができるため、風通しが良く、部屋の隅々まで光が行き渡る開放的なLDK空間となってます。

アウトドアリビングが日常をより楽しくする広々テラス

「外に集う家」最大の魅力が、LDKに沿うように設けられた中庭の広いテラススペース。

風や光をリズミカルに感じるタープによって、家の中に居ながらも自然の移ろいを感じることができます。外部からの視線を気にすることなく、のびのびと使用できる空間は家族のプライベートな屋外空間となります。

ホームパーティーやティータイムなど、室内と一体的な楽しみ方をしたりと多用途で使用することができます。

夜には一転して屋内の灯りが外に広がるため、1日を通して外の空気を楽しめるスペースです。

過ごしやすい生活動線も魅力の構成

水回りは玄関からLDKを挟んだ突き当たりの一面に配置。

家族並んで使用できる横に広い洗面スペースは、間接照明を取り入れたホテルライクなコーディネートに。朝の身支度はもちろん、お風呂上がりのスキンケアや就寝前の歯磨きなど、意外と過ごす時間の長い空間だからこそ、スタイリッシュで広々とした洗面スペースは、日々の暮らしの1シーンをワンランクアップしてくれます。

アウトドアリビングが日常をより豊かにする

LDKとテラスを挟んで伸びる土間が生み出す中間領域によって、屋外の心地いい光・風を室内に延長させた「外に集う家」。広々としたテラスが可能にしたアウトドアリビングは、何気ない日々の暮らしをより豊かにしてくれる特別な空間です。