ミラノデザインウィーク2022でルイス・ポールセンが老舗カフェ「Taveggia」でインスタレーション！

インテリアデザイン界で最もエキサイティングな一週間と言われている世界最大規模の家具見本市「Milano Salone（ミラノサローネ）」。

2022年6月7日～12日に開催され、ルイスポールセンは、老舗カフェ「Taveggia Milano 1909」をジャックし、限定品や特別仕様のショーピースを用いたインスタレーションを実施した。

「Locatelli Partners」が手がけた、インスタレーション空間

老舗カフェ「Taveggia Milano 1909」をジャックし、限定品や特別仕様のショーピースを用いたインスタレーションを実施したルイポールセン。

クリエイティブコンセプトはイタリアの建築デザインスタジオ「Locatelli Partners」が手掛けた。ペールローズ一色に染まった老舗カフェ「Taveggia」のインスタレーション空間では、「ミラノデザインウィーク2022」で初披露となる、PH Pale Roseコレクションをはじめ、今回のために特別にあつらえたペールローズ色のPH アーティチョークとPH セプティマがショーピースとして展示され、来場者を色と光の世界へ誘った。

インスタレーションの目的は、「ルイポールセンのブランドの本質と品質を尊重しながら、“現代的な手法”と“ピンクのニュアンス”で変化をもたらすこと。」とのことで、会場を訪れた人は、クラシックなイタリアの老舗カフェに細部まで考え抜かれた“ペールローズカラーの世界”に足を踏み入れたのだ。

Louis Poulsen × Taveggia

イタリアのカフェの伝統とミラノの街の雰囲気が融合し、ルイスポールセンの伝統を物語るうえで最適な素晴らしい場所である、Taveggia。伝統を重んじながら、現代的タッチを絶妙なバランスで融合させたインスタレーションにより、Louis Poulsen × Taveggiaは、両ブランドの歴史と現代の関連性を強調。アレッシオ・コンティが情熱を注ぐタベッジャの新時代の幕開けとなったのだ。

ポール・ヘニングセンが手掛けた、名作「PH Pale Roseコレクション」お披露目

ミラノデザインウィーク2022でのお披露目を機に、ポール・ヘニングセンが手掛けた名作ランプ「PH 3 2/1-3 ペンダントランプ」と「PH 2/1テーブルランプ」は、「PH 3 2/1-3」と「PH 2/1Pale Rose真鍮テーブル」として生まれ変わり、「PH Pale Roseコレクション」として、一部地域を除く全世界の直営店およびオンラインショップで発売開始。

光沢のあるペールローズ色のガラスシェードは、時に鏡のように周囲を映し出しながら、淡く心地の良い光で周囲を満たし、趣のある空間を作り出す。

へニングセンが手がけた名作PHランプに現代らしいインテリアの“トーン＆マナー”が表現され、雰囲気を高め空間をモダンに昇華させ、ペールローズ色のオパールガラスシェードは、光沢のある表面と、内側には白色ガラスにサンドブラスト加工を施したマット仕上げになっており、心地の良いソフトな光を均等に拡散したのだ。

コロナウイルスとの暮らしを経て開催された、ミラノサローネ。重要な価値観である「品質」「革新」「美」、さらには「サステナビリティ」を通じて、家具業界のエコロジーへの取り組みが反映された今年。環境負荷の低い素材や素材供給元の物流面での持続可能性などが推奨され、新しい価値観のデザインの世界が生まれたであった。