任天堂旧本社社屋が安藤忠雄のデザインでホテル「丸福樓(まるふくろう)」として生まれ変わる。

京都にある任天堂旧本社社屋が2022年4月に世界的建築家・安藤忠雄設計監修の新建築とともにホテル「丸福樓(まるふくろう)」として生まれ変わる。グランドオープンに先駆けて1月20日からオフィシャルWEBサイトで、「丸福樓」の宿泊予約を開始した。

建築家・安藤忠雄が設計監修するホテル「丸福樓」

緑色の瓦屋根と外壁のタイルが特徴的な外観

1889年より歴史を刻んできた任天堂の創業地にあたる京都・鍵屋町。正面通に面する旧本社社屋がホテルとして生まれ変わり、2022年4月に開業する。既存の建物と世界的建築家・安藤忠雄が設計監修した新しい建物が融合し、全18室のホテル「丸福樓(まるふくろう)」が誕生する。1月20日より、正式に宿泊予約を開始。

オフィシャルWEBサイト:https://marufukuro.com

安藤忠雄による丸福樓の外観スケッチ

1947年に、任天堂の前身である山内任天堂が花札・かるた・トランプの製造や販売をする会社として「丸福株式会社」を設立。

その歴史をつむぐように当時の屋号をホテル名に含められている。

エントランス(工事前)

丸福樓を運営するのは、THE AOYAMA GRAND HOTEL(東京)、おちあいろう(伊豆)、THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO(京都)、THE GARDEN ORIENTAL OSAKA(大阪)、ORIENTAL HOTEL(神戸)等、その地域の特性を活かしたレストラン・ホテル・旅館運営で定評のあるPlan・Do・See。山内任天堂時代に花札などの製造・販売や、創業者山内家が居住する場所として利用されたこの建物の当時の趣を残したまま生まれ変わる。

建築当時から歴史を刻んできた看板

鍵屋町正面通は京都駅から車で6分の場所にあり、鴨川と高瀬川の間に位置する。

街の喧騒から少し離れたこの場所で、穏やかで心休まるひととき過ごすことができる。

スタイリッシュな居住性の高い客室

寝室として使用されていたお部屋。ゲストルームとしてリノベーションされる

7つのスイートを含む全18室。既存棟(旧本社社屋)は当時の建築様式や内装を活かした空間、新棟(安藤忠雄設計監修)はシンプルでスタイリッシュな居住性の高い空間となる。

全室調度品が異なっており、泊まる度に新しい発見をもたらす。

オールインクルーシブの宿泊プラン

寝室として使用されていたお部屋。ゲストルームとしてリノベーションされる

夕食、朝食、客室ミニバー、ラウンジでのお飲物や軽食が宿泊料金に含まれているオールインクルーシブのプラン。

料理家・細川亜衣が監修する食事

料理家・細川亜衣が監修し、季節の食材を活かした体に優しい無国籍料理のラインアップを、夕食・朝食ともにコース仕立てで提供する。

歴史ある建築に泊まろう

任天堂旧本社社屋という歴史ある建築に宿泊することができるようになる。さらに世界的建築家・安藤忠雄の手によってどのような建築にリノベーションされるか非常に楽しみである。

丸福樓(まるふくろう)

URL(予約):https://marufukuro.com
Instagram:https://www.instagram.com/kyoto.marufukuro/
所在地:京都市下京区正面通加茂川西入鍵屋町342番地
客室数:18室 (33㎡ 〜 79㎡)
客室料金:100,000円/泊〜(朝食・夕食・ドリンク・軽食含む)
(※表記料金は1室2名様ご利用時の1室あたりの料金、消費税・サービス料・宿泊税込)
チェックイン:15時から
チェックアウト:12時まで