日本建築の伝統的な平屋住宅。ずっと快適なつながる住まい「casa piatto」の魅力とは!?

強くて美しいシンプルモダンな商品住宅を数多く手掛けるcasaシリーズ。全ての空間デザインに「意味」を持たせた家「casa piatto」は、日本建築の伝統的なスタイル「平屋」にスポットを当て、その居心地の良さを提案する。今回の記事では、改めてcasa piattoの特徴をお浚いし、その魅力について学んでいく。

日本的な風情と平屋の良さを生かした、全てに「意味のある」デザイン

平屋の「2階を造らない住宅構造」。それは、日本では古くからある住まいのカタチとして知られているが、地震の多いこの国で、耐震という視点からも日本の風土に適しているとも考えられる。

平屋住宅の特徴といえば、大きな屋根と1フロアで広がる内部空間。屋根は地面と水平に広がりながら、太陽からの直接的な光を避け、風や雨から人と家を守り、その暮らしは家族との距離感が程よく繋がる。

しかし「平屋である」というだけでは、居心地のいい空間は生まれない。そう考え創り上げられた「casa piatto」は、平屋建ての建築だが、ただの平屋ではない。「ひとりでも、ふたりでも、家族でも、ずっと心地よく、ずっと過ごしたくなる」。そんな家づくりをかなえるために、casa piattoは全ての空間デザインに「意味」を持たせた。

casa piattoは平屋の良さと、そこに住まう人が永く愛すことができるライフスタイルを提案するために、様々な仕掛けやcasaシリーズらしい高質なデザイン性や設計技術が張り巡らされているのだ。

casa piatto が実現する3つの住まい

casa piattoが提案する平屋のライフスタイルは、ズバリ「3つの軸」を中心に考えられている。そのそれぞれを大切にしながら創り上げた暮らしには「永年の満足」を達成し、子育て中も、年をとってもストレスなく快適に住うことができる。

日本の風土に適している「日本古来の住まい」

日本では古くからある「平屋」という住まいのカタチ。2階を造らない住宅構造は、耐震という視点に適し、倒壊の可能性が低い。平屋は、地震の多いこの国に「ぴったりと寄り添う」カタチの1つだろう。

住まいと庭もゆるやかに「つながる住まい」

casa piattoの平屋空間は、部屋同士の仕切りを少なく設定し、寝室からリビング、お風呂やトイレも、すべてが平らにつながるため、動線がスムーズ。各部屋を通り抜ける風は、家族の風通しも良くしてくれることだろう。住まいと庭もゆるやかにつながり、四季折々の表情を楽しむ日本の暮らしにもよく馴染む。

ライフサイクルに対応する「ずっと快適な住まい」

自然と家族のコミュニケーションが増えるのも平屋の魅力。いつもお互いの気配を感じられる距離感で、子育て中は家族のコミュニケーションが取りやすい。階段がないため、年をとってもストレスなく過ごせ、子どもたちが巣立ったあとも、2階を持て余すという心配もないだろう。年を重ねライフステージが変わっても、フラットでムダのない平屋は、住まう人全てに優しい誰もが長く住める空間だ。

最大のメリットは間取りの自由度

平屋は上階がないため、間取りの自由度が高いことが最大のメリットと言えるだろう。限られた敷地でも、平屋ならスペースを有意義に活用できるのだ。

casa piattoの平屋もそのメリットを生かし、なんと「家の約15%」を占める大収納スペースを確保している。

casa piatto が提案する平屋空間デザイン

casa piattoが提案する平屋の暮らしは、なんといってもその広々とした空間を活かしたデザイン性が魅力だ。リビングと庭を調和させる外観や、天井高2.4mを活かしたの高低差など、ワンフロアを巧みに繋げ、各部屋をゆるやかに整えた空間は多くの人を魅了して止まない。

シンプルで機能性に優れた飽きの来ないデザイン

casa piattoの室内はシンプルで自由度が高いデザインが心地良い。住う家族の好みにも上手く馴染み、インテリアを楽しみやすい空間は、経年して変化するライフスタイルにも上手く切替え、寄り添う。

家族を全方位から見守るLDK

casa piattoの間取りは、リビングを中心に一つに繋がる。家の真ん中にリビングが置かれ和室がLDKに隣接しているのだ。家族が集まるリビングを軸にそれぞれの居室が心地よい距離感で繋がることで「家族が自然とつながっていられる空間」を実現。キッチンからはLDKの部屋を広く見渡すことができるため、キッチンで家事をしながらや、リビングでくつろぎながら、別室とのコミュニケーションが取りやすいのは嬉しいポイントだ。

LDKに表情をつける、彫り込み天井

casa piattoの天井高は、居心地のよさから考えられた「2.4m」。さらに折上天井で30cmの高低差を出すことで、リビング内で表情と広がりを感じられる空間が特徴的。できるだけ壁を作らない設計だからこそ、設計技術でゆるやかに空間のメリハリを作るデザインは、まさにプロの「巧みな技」。その仕掛けを感じることができる。

優しく守りながら、外との繋がりを大切にする

1階部分で完結する暮らしは、住まいと庭もゆるやかにつながり、四季折々の表情を楽しむことができる。しかしその一方で、外界との接面が多く、その視線や防犯にも気を付ける必要がある。

casa piattoの平屋住宅は、「外」と近い距離感であることのメリットとデメリットそれぞれに向き合い、利点を最大に活かしながら、弱点をしっかりと対策することに成功している。

地面と水平に繋がる軒の長い屋根

casa piattoの外観の特徴は「大きな屋根と長い軒」だ。どっしりとした印象の屋根は地面と水平に広がり、長さ1.1メートルの軒は太陽光線や風雨から人と家を守る。

リビングと庭をつなげる軒

印象的な長く水平な軒は、室内の天井と同じ色合いで繋がる。この独特な軒は、あえて室内との区別を「あやふや」にすることで、家と庭をゆるやかに調和させ、自然をすぐそこに感じさせているのだ。そのため、リビングの大きな窓を開ければ、軒下から庭へと開放的な空間が広がる。雨の日でも庭を眺めながら深呼吸ができるのが、casa piattoの大きな魅力だ。

防犯面も安心のスリット窓

casa piattoの外観にスパイスを与えているのが、縦長のスリット窓。その幅わずか21cmスリット窓は、どの方向からでも、スムーズに光と風邪を室内取り込み、心地よい風通りを感じることができ、リビング以外のすべての居室で採用している。この縦長のスリット窓は、見た目のスタイリッシュさだけでなく、防犯面の安心感も魅力的。心地よい光や風を取り込みながら、外からの侵入を遮断する。

3段で構成した長いアプローチ

高低差10cmの段差3段を施し「スロープよりも安心安全な構造を目指した」という玄関前のアプローチ。屋根があるのため、雨天時の荷物の搬入もスムーズに行うことができる。

庭と建物、家族同士がゆるやかに繋がるゆとりある暮らし

スタイリッシュな外観と暮らしやすい室内空間を持つ平屋の家「casa piatto(カーサ・ピアット)」。平らなワンフロアで広がるその暮らしは、リビングを中心にして、庭や別の部屋とゆるやかにつながっているため、子育て中はもちろんシニア世代になってからも快適に過ごすことができる。

住う家族が長い時間を過ごしながら、ライフステージに合わせて変化にも寄り添う。経年の変化を楽しみながら永く愛することができる平屋こそ「casa piatto」なのかもしれない。