“共生の奈良” をテーマとしたライフスタイルホテル「MIROKU 奈良 by THE SHARE HOTELS」9月オープン!

「KUMU 金沢」や「KAIKA 東京」をはじめ、ローカルの新しい魅力をシェアすることをコンセプトに展開するライフスタイルホテル「THE SHARE HOTELS」は、9店舗目となる「MIROKU 奈良 by THE SHARE HOTELS」を、奈良公園南端に位置する荒池の畔の、ユネスコ世界遺産の興福寺五重塔と春日山原始林を臨む地に、2021年9月にオープンする。また、2021年7月15日(木)より宿泊予約受付を開始する。

奈良の美しい山麓や鹿を臨む「MIROKU 奈良」

「MIROKU 奈良」は、築31年(1990年築)の地下1階地上4階建てのビルをリノベーションをして誕生する。施設名称は、奈良の美しい山麓や鹿を臨む場所(美(ミ)+鹿(ロク)、麓(ロク) )、未来の世に人々を救済するとされる弥勒(ミロク)菩薩(ボサツ)に由来し、本施設が今後取り組んでいく奈良の未来づくりへの姿勢や思いが込められている。かつて大陸よりもたらされたシルクロードのさまざまな文化や、自然と共生しながら1300年以上の歴史を刻んできたこの地ならではの宿泊を体験できる。

THE SHARE HOTELS

株式会社リビタが2016年3月よりスタートしたホテル事業で、全国で「THE SHARE HOTELS」を展開。2016 年の第1号店「HATCHi 金沢」をはじめ、2017年「LYURO 東京清澄」、「HakoBA 函館」「KUMU 金沢」、2018年「RAKURO 京都」、2019年「TSUGU 京都三条」「KIRO 広島」、2020年「KAIKA 東京」を開業し、2021年 9店舗目となる「MIROKU 奈良」が新たに加わる。

建築家・芦沢啓治が手がける「正直なデザイン」

インテリアデザインには、「正直なデザイン」と表したデザインを手がける芦沢啓治建築設計事務所と、奈良県出身で数寄屋大工としての経験を活かし、美術家としても活躍する佐野文彦率いるFumihiko Sano Studioを迎え、2つの異なる趣きの空間を設えました。

芦沢啓治建築設計事務所は、自身が関わる家具ブランド「Karimoku Case Study」や「石巻工房」の家具を取り入れながら、普遍的で美しい和の空間に仕上げた。Fumihiko Sano Studioは、奈良の素材を大胆に配した「はじまりの地」奈良に相応しいプリミティブな魅力が感じられる空間デザインを手がけたほか、エントランスのランドスケープも担当。

また施設内には、奈良を拠点とする「NEW LIGHT POTTERY l ニューライトポタリー」の照明器具や、「sonihouse l ソニハウス」のスピーカーをはじめ、吉野杉、飛鳥石、宇陀和紙といったアイテムや素材を随所に採用。空間を通して、奈良の自然やクラフトマンシップを体感できる。

多様なニーズに応える客室

Junior Suite

客室はクイーンベッドルームから、ファミリーやグループ利用にも対応できる最大4名定員の部屋まで、多様なニーズに応える全7タイプ44室がある。

“The Roots of Nara“

地上階は、芦沢啓治建築設計事務所がデザインした普遍的で洗練された和のインテリアに仕上げ、窓からは興福寺五重塔や春日山原始林、若草山、荒池が臨める客室。地下階は、Fumihiko Sano Studioが吉野杉の丸太を大胆に用い、ドライエリアには吉野の山肌を景色として再現した客室 “The Roots of Nara” を設えている。

35年以上に渡り、多くの人々を魅了し続けている奈良市内のカフェ「くるみの木」が、朝食やCAFE&BARのメニューを監修。

奈良の地域食材をふんだんに使った和洋2種類の朝食や、地域のクラフトビールや果実酒などを提供し、隣接するテラスでも楽しむことができる。

開放的なテラス

荒池の堤に面し、奈良の自然や近隣に生息する鹿を眺めることができる開放的なテラス。ご宿泊者や地域の人々が集うスペースとして運営します。

奈良産の素材を活かしたデザインの地下ラウンジ

Fumihiko Sano Studioが吉野杉や飛鳥石などの奈良産の素材を活かしてデザインした宿泊者専用の地下ラウンジ。セルフサービスでお茶を楽しめるほか、自動販売機やコインランドリーも併設。

神仏や輪廻転生、多様性や自然環境との共生などを表現するコンテンポラリーアートを館内に展示。アートを介し、多様な文化や自然が共生する奈良のサステナビリティに触れることができる。

環境へ配慮した持続可能な社会への継続的な取り組み

千年以上守り継がれる春日山原始林を近くに臨む「MIROKU 奈良」では、これまでのTHE SHARE HOTELS各店同様、リノベーションにより、新築に比べCO2の排出量や廃棄物を大幅に削減しているほか、今回新たに再生可能エネルギーを電力として導入。同時に、既存建物のサッシ部分に新たに断熱性の高い障子を設置し、省エネルギー化等を実現。

プラスチック削減に配慮したアメニティやオーガニックアメニティも採用するなど、環境をはじめ持続可能な社会への継続的な取り組みも行なっている。

MIROKU 奈良 by THE SHARE HOTELS (ミロク ナラ バイ ザ シェア ホテルズ)

客室数:44室(定員:156名)
構造:鉄骨造 地下1階 地上4階建
建築年:1990年(築31年)
面積:延床面積/1,963.93平米 建築面積/492.26平米
所在地:奈良県奈良市高畑町1116-6(近鉄奈良駅 徒歩10分)