起業家・吉安孝幸⽒の軌跡に迫る書籍『BETTER BUSINESS BETTER WORLD』が5⽉24⽇に発売

2度のグッドデザイン賞受賞など、急成⻑を遂げた会社を⽣み出し、数多くの経営者も輩出してきた吉安孝幸⽒の軌跡に迫る書籍『BETTER BUSINESS BETTER WORLD(ベタービジネス・ベターワールド)』が登場。5⽉24⽇(⽉)の発売に先⽴ち、予約受付がスタートしました。

吉安孝幸⽒のルーツを紐解く

住宅会社の創業から10年。吉安孝幸⽒は2度のグッドデザイン賞受賞など、企業急成⻑のかたわら、多くの経営者を輩出してきました。そんな彼の現在の肩書きは、起業家であり美大生。いくつかの新規事業の立ち上げに携わる傍ら、美大で学んでいるのだとか。

吉安孝幸⽒の10年間の軌跡に迫る著書『BETTER BUSINESS BETTER WORLD(ベタービジネス・ベターワールド)』から⾒えてきたのは「⼈への想い」だったといいます。本書は経営からデザインに⾄るまで、吉安⽒のルーツを紐解いた一冊といえそうです。

住宅業界に風を吹かせた男・吉安氏の軌跡

“真に価値のある住まいづくり”を目指して走ってきた、吉安氏。「働く人すべての人の主体性を発揮できるような組織をつくりたい」という思いから、2010年にロジックアーキテクチャを創業し、2020年に大手ハウスメーカーに事業を譲渡するまで、急成長を続けてきました。取材班は、急成長を遂げてきた組織と、型破りな創業者であり、ブランド人でもある吉安氏という人物に当初から注目してきたそう。

本書は吉安氏がどんな組織をつくってきたのか、吉安氏が考える営業哲学やブランディングの本質が記されており、「変化の風」という章では吉安氏の思いを語る言葉を集めています。

インタビューを一部ご紹介

Q. 今回、吉安さんの10年間の軌跡を辿った書籍が刊⾏となります。率直な感想はいかがですか?

「感慨深いですね。取材が始まったのが2年半前。いろいろなことがリセットされ⼀区切りつくタイミングで、これまでの10年間を総括し、新たな10年をスタートするきっかけになると思います」

Q. 書籍の中で、吉安さんの『⼈への想い』の在り⽅がとても印象的でした。⼈を育てることや、⼈そのものにフォーカスしてきたのは何故でしょうか?

「⾃分も弱い⼈間だったので、得意、不得意な部分を補う⼈が必要だという思いはありました。それは⾃分だけではなく、全ての⼈に当てはまるのではと思っています。私は『無能な⼈はいない』と考えています。その⼈の得意なことができるよう、チームや組織で補い合う。⾃分だったらどうされたいかを考えた上で⼈に当てはめる。⼈に対して期待をもって接することをモットーとしていました」

Q. 47歳にして現役美⼤⽣。改めてデザインを学び直すことは、どのようなことに繋がると考えていますか?

「アートや芸術は、感性でつくると思われがちですが、基本となるベースが必要なんだということを、学びの中で改めて発⾒することができています。⼯務店を経営する上で、『コミュニケーションとデザイン』は必須です。実際、これまでの経営に於いても、共通⾔語がなければ、⾃分の想いや伝えたいことを共有するのが難しい場⾯が多くありました。コミュニケーションやデザインが理解できて初めて、より伝わるデザインが⽣み出されるのだと思います」

Q. デザインの力で何かが変えられるとしたら、それはどのような事だと考えますか?

「デザインとは『伝える、問題を解決すること』です。私は、見た目が良いもの、単に美しくかっこいいだけのものはデザインではないと考えています。問題を解決した上でできあがるデザインが美しいし、かっこいいのだと。

たとえば私が一番好きな住宅にcasa cubeという住宅があります。正面のファサードに窓がない特徴的な外観ですが、10年以上たった今でも、そこに住むお客様から感謝されています。しかし、casa cubeは単に美しい、かっこいいだけではないんです。天窓やスリット窓から光を取ることで、立地や道路の向きの問題まで解決されています。その上で、正面のファサードから窓をなくしているため、総じてデザイン性に優れていると言えるのだと思います」

『BETTER BUSINESS BETTER WORLD』5⽉24⽇(⽉)発売

『BETTER BUSINESS BETTER WORLD』は5⽉24⽇(⽉)の発売に先駆け、現在予約受付中。吉安孝幸⽒の10年間の軌跡を綴った1冊を、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。

『BETTER BUSINESS BETTER WORLD』(税込1500円)/ ボンドプロジェクト株式会社

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