【DESIGNART TOKYO 2020】デザインとアートの境界を超える革新的な作品が集うDESIGNART GALLERY
毎年秋に開催するデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO」。世界屈指のミックスカルチャー都市である東京を舞台に、世界中からアート、インテリア、ファッション、テクノロジーなど
さまざまなジャンルのモノやコトが集結し、都内各所で多彩な作品を発表していきます。
「UNDER 30」で選ばれた作品など注目コンテンツ満載の「DESIGNART GALLERY」
そのDESIGNART TOKYO 2020の注目コンテンツの一つが「DESIGNART GALLERY」。鈴木康広やnendoをはじめ、若手支援プログラム「UNDER 30」で選ばれた作品、国内外の新進気鋭のデザイナーやアーティスト達によるデザインとアートの境界を超える革新的な作品が集結します。気になる展示内容の一部をご紹介します。
相反する2つの力のあいだにある調和をシンプルな形で表現したBatten and Kamp
インテリアアーキテクトのアレクサンドラバッテンとデザイナー兼アーティストのダニエルカンプは、話題のファニチャーコレクション「Shelter to Ground」と新たな実験的作品とで構成される、彫刻的な家具のインスタレーションを行います。大きな石と金属板を用いることで、自然と人間という相反する2つの力のあいだにある調和をシンプルな形で表現しています。
ものの見方や世界のとらえ方を問いかける作品・鈴木康広
日常の見慣れた事象に新鮮な切り口を与える作品によって、ものの見方や世界のとらえ方を問いかける活動を続ける鈴木康広。
今回展示されるのは日本列島と同じ方位に設置することで、そこから離れた場所や大地とのつながりを身体で感じられるベンチ。ぜひ会場で体感してみてください。
過程そのものをアートワークとして魅せる秋山亮太
制作領域は固定せず、素材の成り立ちや時代背景のリサーチを元に、現代的な要素をフィルターにすることで固定化された概念を更新し、新しい関係性や機能を生み出していく過程そのものをアートワークとしている秋山亮太。
日々のアートワークの中で生まれた様々なエラーに対して、新しい何かを見出すような作品群「Not Implemented Error」を展示します。
唯一無二の形態と色の組み合わせからは、生命が宿っているような独特の存在感が感じられます。
ミニマルな美学が貫かれたプロダクトがおもしろいStellar Works(new collection by nendo)
上海を拠点とするファニチャーブランド「Stellar Works」は、佐藤オオキ率いるデザインオフィス「nendo」とのコラボレーション家具を展示しています。
両者の初となるコラボレーションは、「nendo」らしいミニマルな美学が貫かれた3つのプロダクトとなっています。オフィスや商空間はもちろん、住居にも馴染むコンパクトなアイテムです。
会場は様々な文化が混ざり合う東京・表参道の中心にある表参道ヒルズ 本館B3F スペース オー。仕事帰りやお買い物のついでに、ぜひ会場へ訪れてみてください。
■DESIGNART TOKYO 2020 DESIGNART GALLARY展示概要
展示期間:2020年10月27日(火) 〜11月3日(火・祝)
営業時間:11:00〜20:00
会場:表参道ヒルズ B3 イベントスペース「スペースオー」 / 東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号
■DESIGNART TOKYO 2020 概要
開催期間:10月23日(金)~11月3日(火・祝)
展示エリア:表参道・外苑前/原宿・明治神宮前/渋谷・恵比寿/代官山・中目黒/六本木/新宿/銀座
オフィシャルWEB サイト:http://designart.jp