シンプルでありながらどこか懐かしい住宅!日本の伝統建築に基づいたcasa amare(カーサ・アマーレ)の魅力
「大和比(やまとひ)」をご存知だろうか。
日本人でも聞き慣れない言葉だが、安定があり最も美しく感じる事が出来る角度の比率の事だ。伊勢神宮や奈良の法隆寺など、古くから日本の建築や彫刻、生け花などに用いられてきた比率であり、別名白銀比とも呼ばれている。
昔から日本人は、三角屋根の家で居住して来た。商品住宅casa amare(カーサ・アマーレ)は、日本の伝統建築・切妻屋根(きりつまやね)である三角屋根を象徴とし、この「大和比」で家全体のバランスを取り、この家に住む人、見る人にどこか安心感と懐かしさを感じる事が出来る。
国産の飫肥杉(おびすぎ)を使用する事で得られるリラックス効果
まずcasa amareに入ると、家中に杉の香りがあふれている。杉の香りは人にリラックス効果を与えるので、家に帰るとすぐに癒される事が出来る。最近では杉はその殺菌能力や脱臭能力から、健康建材として注目されている。
壁にはバーミキュライトと珪藻土などの天然素材からできた多孔質の最新内装材「モイス」を使用し、消臭機能でより杉の香りを強調している。また、床には30mm厚の杉の無垢板を使用しており、素足で歩くとその柔らかさを体感することが出来る。家の中にふんだんに杉を使用する事によって、住む人がリラックス出来る家と言う訳だ。
日本の伝統屋根「切妻屋根」による断熱性の高さ
通常、断熱・遮熱で注目されるのは「壁」。しかしcasa amareは、日本の伝統屋根である「切妻屋根」を使用する事で、より断熱性を高めている。
切妻屋根のみでは、夏場は蓄熱される。しかしcasa amareの屋根「耐摩擦塗装ガルバリウム鋼板」は通常の屋根では施されない「通気性」と「アルミの遮熱層」をパネルに採用している。照射を二時間行う実験では、「耐摩擦塗装ガルバリウム鋼板」を施す事により、通常の屋根は室温が約30度上昇したのに対し、casa amareの屋根は1度しか上昇しなかった。
夏は暑さを室内で感じずに快適な生活を送る事が出来るので、家に対する愛着が更に湧く事だろう。
平屋でも、二階建てでもない「遺すため」の住宅
普段の生活に必要な機能は一階部分にまとめ、来客や、収納のためのスペースとして二階も楽しむ事ができる。
必要なときになったら間取りも変更可能と言う将来に渡り使用する事を考えた、正に「遺すため」の住宅となっている。
設計時に、コミュニケーションを重視し、家の中のどこにいても家族の空気を感じる事が出来る「コミュニケーション重視プラン」、住まいのあらゆるスペースの収納を設け、大容量の収納ができる「収納重視プラン」、寝室中心の動線を考えた「寝室重視プラン」などを選べる。
casa amareのコンセプト「遺す」住宅は、この室内の機能によって現れているようにも感じる。
amareとは、イタリア語で「愛する」と言う意味。casa amareに住む人たちに愛を持って住ん欲しい。そして長い間忘れられてきた日本の風景に合う家をずっと遺して欲しい、と言う思いがこの名前に込められているのだろう。