デザインでホテル業界に革命を起こした本拠地ポートランドの「エースホテル」。

エースホテルは古い建築をリノベーションして独自のスタイルを提供するデザインホテル。そのデザインでホテル業界に革命を起こし、アメリカ国内だけでなくヨーロッパにも展開し大成功したホテルフランチャイズだ。

1999年にシアトルで誕生したエースホテル、現在の本拠地はここポートランド。ポートランドのダウンタウン、パールディストリクト地区の南側に位置し、もともと90年程前に建てられたクライドホテルという名前のホテルだったものをリノベーションしてデザインされた。

ポートランドのアイコン的な存在のエースホテル

フランチャイズ展開しているが、今やポートランドのエースホテルは街のアイコン的な存在。エントランス脇のラウンジは雑誌などで見たことがある人も多いはず。

「ウェルカム・トゥ・エースホテル」とフレンドリーなスタッフが迎えてくれるレセプションでは、チェックインやチェックアウトの他にここでしか買えないグッズを販売。中にはBEAMSやPORTER、Number (N)ineなど日本のブランドともコラボレーションしたグッズも取り扱っている。

アメリカでは珍らしく自転車専用レーンがあるポートランドを満喫するためのレンタルサイクル。

デザインを重視した多様な客室

エースホテルでは若者が泊まれるような価格帯のシェアードシングルやシェアードトリプルから、友人を読んでパーティーをしたり、アパレルの写真撮影にぴったりのスーパーデラックスルームなど様々なシーンに対応する客室を用意している。

こちらはベッドとデスク、洗面台とシンプルなシェアードシングルの客室。

どの部屋のインテリアもヴィンテージ家具や現代アートを取り入れた独自の世界観を施したデザインを採用。部屋ごとに異なるコンセプトで作られている。

家具だけでなくアメニティもオシャレ。PDX(ポートランドの空港コード)の文字が刻まれたマガジンラックには、オシャレな雑誌。レトロなデザインのラジカセはUSB端子もあり自分のiPhoneの音楽も聴くことができる。

カルチャーの発信基地としてのブティックホテル

世界の旅好き、デザイン好きから支持されているエースホテルは、アーティストやデザイナー、モデルなどオシャレな人達が集いコミュニティを作りだす。宿泊者はもちろん地元の流行に敏感な人達も集まってくるスポットだ。

ロビーに隣接するレストラン「Clyde Common」では宿泊者はもちろん地元の人達で賑やか。

クラフト精神溢れるポートランドのだけあって料理も手の込んだ美味しいものが多い。

レストラン内のバーはクラフトビールやカクテルを楽しむだけでなく、宿泊者と地元の人達が交流する場になっている。

ポートランドを代表するインディペンデント系コーヒースタンド「Stumptown」も併設されていて、ここで朝食とコーヒーを注文すると、ポートランドの良さを存分に味わえるだろう。

個性的なファッションのバリスタが入れてくれるコーヒーは美味しい。

 

カジュアルでも独自のセンスを味わえるポートランドのエースホテル。色々なアーティストやクリエーターとも出会えるその空間はポートランドカルチャーを存分に体験できるホテルだった。

Ace Hotel Portland – エースホテル ポートランド

電話:+1 503-228-2277
URL : http://ja.acehotel.com/portland?redirect_language=False
住所:1022 SW Stark St, Portland, OR 97205, USA