戸建賃貸住宅での不動産投資で「住みたい」と思わせる物件にする5つの方法!

戸建賃貸住宅は確かに稀少性が高く、需要も多いしアパートやマンションのような初期投資は必要ない。不動産投資を始める上でも有利なジャンルであることは間違いないのだが、その家自体のスペックが高かったり、スペックが低くてもオシャレにリノベーションしてあったり「住みたい」と思わせるような物件でなければ意味がない。戸建賃貸でもただ広いだけだったり、立地が良いだけのものでも空き家になるくらいだから、そこは重要だ。

では「住みたい」と思わせる物件とはどのような家なのだろうか?

1.高性能・高スペックの家

やはり住宅の性能は住み心地を左右する。気密性や断熱性が高い家は室内環境を一定に保ちやすく、冷暖房の効率が良いので快適に暮らせる。また、賃貸であってもせっかく一戸建ての家に住むのだからマンションなどよりもスペックが低くていい訳がない。

2.デザイン性の高い家

やはり賃貸であっても見た目がイマイチだと愛着が湧かない。アパートやマンションと違って内装だけでなく外装もある戸建賃貸住宅はしっかりとデザインされた方がいいに違いない。それに、新築にしてもリノベーションにしてもしっかりインテリアコーディネートできた方がスタイリッシュに生活できるし、デザイン性重視の人には換気口や吸気口、エアコンなどどうしても出てきてしまう要素も綺麗に見せたいのが普通だろう。

3.ランニングコストが安く済む家

気密性や断熱性が高いと冷暖房のランニングコストが節約できて、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができる。住宅本体の価格はもちろんだが、光熱費も抑えられる方が良いだろう。

4.メンテナンスが容易な家

どんな住宅でも年を経ることに汚れたり、劣化したりするもの。マイホームでも賃貸住宅でも、はたまたマンションやアパートですら何年かに一度メンテナンスが必要になってくる。その際に大掛かりな修繕をしていたのではコストの面で大幅なデメリットになってしまう。外壁や内壁はもちろんだが、間取りや設備の入れ替えが容易にできる家がいい。

5.女性目線を大切にした家

持ち家でも賃貸でも住宅を選ぶ決定権の配分は女性が大きな比率を締めるのが事実だ。キッチンの使い勝手はもちろん収納大きさ、掃除のしやすさなど主婦目線でチェックする部分が多く、女性目線を大切にしていない家は選ばれないだろう。

 

確かに戸建賃貸住宅は不動産投資の中では色々な面で有利ではあるが、今だけでなく10年後も見据えて「住みたい」と思わせる物件を選ぶことが重要である。例えば新築であれば「長期優良住宅」の基準はクリアしたいものだ。