絶景の記憶を刻む家、ロケーションに拘った ユニークな立地に建てられた「平屋」の住宅
世界には想像もつかないような立地条件の邸宅がたくさんありますが、今回はその中でも平屋の窓から見えるロケーションを最大限に生かし、ユニークな立地に建てられた「平屋」をご紹介。
断崖絶壁の上に建てられたオーシャンビューを満喫できる「平屋」。
チリの首都、サンディエゴから約160キロほど行った場所にある、人里離れた郊外の高い崖の上に建つモダンなデザインの平屋。
家が建つ場所から数十メートル真下は、険しい岩場に荒波が打ちつける断崖絶壁。けれど晴れた日には、縁側のような役割をもつ開放的なテラスで、広い水平線を目の前にすばらしいオーシャンビューを満喫することができる。
モダンなインテリアコーディネートでスッキリとした印象の広いリビングは、一面大きな窓に覆われ、縁側(テラス)に腰をかければ、目の前は一面海が広がる絶好のロケーション。空と海だけが目の前にひろがる創世記を彷彿とさせるような景色は、断崖絶壁の上にいることを思わず忘れてしまいそう。
唯一の交通手段は、約30メートルの吊り橋。冒険心をそそられる島の上に建つ「平屋」。
イギリス南西部のリゾート地に浮かぶ世界最小の有人島 に建つバケーションハウス。唯一の交通手段は、約30メートルの島専用に作られた“吊り橋”のみ、というデンジャラスな立地に建てられた平屋。
島専用の吊り橋を渡ると、そこには美しいリゾート島と海の景色を360度満喫できるオーシャンビュー。数年前まで、芸術家カップルが住んでいたというこの島唯一の邸宅というゴージャスな家。
室内は明るいシックなトーンで統一され、クラシカルな要素も残しつつ、バケーションハウスにふさわしいリラックスできる落ち着いた雰囲気のリビングルーム。孤島というとよりは、プライベート的感がありロケーションそのまま独り占めしたような贅沢な空間が広がる。
漆喰の塗り壁がおしゃれ、サボテンに囲まれた伝統的なヤシぶきの「平屋」。
平屋のパノラマロケーションが映し出す景色は、オーシャンビューだけではありません。切り取る景色が違えば同じ平屋の家とて全くの異なる建物の印象を与えます。
メキシコ南部の都市にあるプエルト・エスコンディのビーチ沿いに建つこちらの平屋は、目の前の前にのぞむオーシャンビューだけでなく、辺り一面はメキシコらしくサボテン畑。
伝統的なヤシぶきの屋根と、しっくいの塗り壁、ミニマムデザインのシンプルな家具で、モダンなインテリアコーディネート。プライベートプールからは極上の海を眺めるロケーションが広がる。一人でいてもくつろげる洗練された空間が広がる。
平屋の最大の醍醐味、パノラマロケーションを最大限に活用したユニークな平屋。あなたならどんな景色を記憶に刻みたいですか。