maruni×ReBITAが提案するリノベーション「時をかける部屋」時の経過を楽しみ、愛着をもって受け継げる住まい
マルニ木工とリビタが共同で手がけたリノベーションプロジェクト「時をかける部屋」が誕生しました。このプロジェクトでは、家具の老舗であるマルニ木工の技術と、リノベーションのプロフェッショナルであるリビタのノウハウを融合し、住まいの新たな価値を創造しています。家具の端材をアート作品にアップサイクルするなど、サステナブルな取り組みも特徴の一つ。時の経過とともに味わいを増す住まいは、世代を超えて愛されることでしょう。
マルニ木工とリビタが描く、時を超える住まい
マルニ木工とリビタが共同で手がけたリノベーションプロジェクト「時をかける部屋」。このプロジェクトは、単なる建物の改修にとどまりません。それは、過去と未来を繋ぎ、住まい手に永く愛される空間を創出するという壮大な挑戦です。
マルニ木工は、その卓越した木工技術と素材への深い理解で知られています。一方、リビタは、不動産リノベーションを通じて、暮らしの質の向上を目指しています。両社の強みを融合させたこのプロジェクトでは、「時の経過を楽しむ」という新たな価値観を提案しています。
素材へのこだわりとアップサイクルで実現する、唯一無二の空間
「時をかける部屋」の最大の特徴は、素材へのこだわりとアップサイクルを徹底している点です。マルニ木工の家具製作過程で出た端材を、アート作品や壁材として生まれ変わらせることで、廃棄物を新たな価値へと昇華させています。
例えば、家具の端材を使ったフィンガージョイントの木部加工は、美しいレリーフを生み出します。また、木粉を練り込んだ左官材は、温かみのある空間を演出します。
さらに、ベルサイユチェアの脚を再利用した取っ手など、一点もののオリジナルデザインが随所に散りばめられています。これらの取り組みは、単に見た目の美しさだけでなく、環境への配慮も意識したものです。
世代を超えて愛される住まい、その背景と特徴
「時をかける部屋」が目指すのは、世代を超えて愛される住まいです。そのため、普遍的な美しさと機能性を両立させたデザインが採用されています。
素材の選定から空間設計に至るまで、長く使い続けられることを前提に、細心の注意が払われています。例えば、経年変化を楽しめる天然素材の多用や、耐久性に優れた構造などが挙げられます。また、フレキシブルな間取りにすることで、ライフスタイルの変化にも対応できるようになっています。
マルニ木工のリノベーション家具について
長年愛してきたマルニ木工の家具も、時とともに傷みや劣化が避けられません。マルニファニシングでは、そんな家具に再び命を吹き込むリノベーションサービスを提供しています。マルニグループの卓越した木工技術を活かし、張替えや塗装、座り心地の改善など、様々な修理に対応。単に家具を修復するだけでなく、お客様のライフスタイルに合わせたカスタマイズも可能です。長く使い込むことで生まれる味わいを大切にしながら、家具と共に歩んできた時間をさらに豊かなものにしてみませんか。
過去と現在、家具と建築が一体となった住まい
マルニ木工とリビタがコラボしたリノベーションプロジェクト「時をかける部屋」は、素材へのこだわりとアップサイクルによって、唯一無二の空間を生み出しました。過去と現在、家具と建築が一体となった住まいは、単なる住空間を超え、生活そのものを豊かにします。このプロジェクトは、リノベーションの可能性を大きく広げ、住まいのあり方に対する新たな視点をもたらすでしょう。
東急ドエルプレステージ代々木公園
物件所在地:東京都渋谷区代々木5丁目35-12
アクセス:小田急線「代々木八幡」駅 徒歩6分
東京メトロ千代田線「代々木公園」駅 徒歩7分
建物/所在階:鉄筋コンクリート造地下1階付地上6階建/1階
リノベーション年月:2024年10月
専有面積:85.71平米
間取り:2LDK
事業主:株式会社リビタ
企画パートナー:株式会社マルニ木工
設計:一級建築士事務所knof
施工:株式会社DAYʻS
インテリアスタイリスト:CHIFUYU IWASA