大きな開口がもたらす開放感が魅力!リビングと中庭が暮らしを彩るジャパンディスタイルの住まい

前編:建築家との家づくりで生まれた、ジャパンディライクなインテリア心地の良いガレージハウス

近年インテリアのシーンで人気を集める”ジャパンディ”という言葉をご存じですか?”ジャパンディ”とは、北欧のミニマリズムと日本のわびさびの精神が融合したスタイルのこと。シンプルながら温もりを感じるデザインは、日本の住まいづくりの新たなスタンダードとして国内外から注目を集めています。建築家との家づくりで生まれた今回紹介する住まいは、そんなジャパンディデザインを取り入れた、グレートーンをベースにした落ち着きの感じられる住まい。大きな開口が生み出す開放感が魅力のリビングと中庭が、日常をより豊かに彩ります。

光の降り注ぐミニマルなリビング

大きな開口から降り注ぐ光が心地の良いリビングスペース。

ニュートラルカラーのカーペットを重ねて、快適性と遊び心をプラス。

こちらも円形を多用しつつ低めのソファを取り入れることで視線の抜けを確保し、ゆったりとした雰囲気にまとめています。

室内とのつながりを持たせた開放的な中庭

リビングからアクセスできる中庭は同色のタイルを地続きに敷くことで室内が延長したような広がりが感じられます。

通りに面したガレージとの境界には目隠しを設け、車のないタイミングもさりげなく視線をカバー。

リビング面の窓と、ガレージ側の程よい抜け感で、コンパクトな中庭ながら閉塞感なく、ゆったりと過ごすことができます。

程よい篭り感が落ち着きを与えるプライベート空間

フロア中央の階段はスケルトン階段を採用することで存在感を和らげられるうえ、光を遮断しないので階下も明るく保つことができます。

2階には寝室と可動棚を配置。

空間の仕切りに壁を設けずガラスにすることで程よい篭り感を保ちつつ、閉塞感のない心地の良いスペースに仕上げています。

照明が生み出す柔らかな夜の時間

夜には控えめなシーリングライトとあたたかな光の間接照明によって、北欧の住まいのような穏やかさを感じさせる空間に。

中庭側の照明も効果的に差し込み、リラックスムードを高めます。昼とは異なる艶のある空間も魅力の住まいです。

開放的なリビングと中庭が豊かな刻を彩る住まい

間を繋ぐ大きな開口によって、リビング・中庭それぞれが開放的な空間となった住まい。雨の日には屋内の柔らかな光のもとで読書、晴れた日には屋外で心地よい風を感じながらティータイムなど、毎日の暮らしをより豊かに彩る住宅です。