窓からの光が広がる明るいプライベートスペースが魅力の住まい「ライフリゾートを感じる中庭がある平屋」
前編:住宅街での家づくりの新たな最適解!中庭を思う存分楽しむコートハウスの住まい「ライフリゾートを感じる中庭がある平屋」
都心部での住まいづくり。通勤通学に便利な環境は魅力ですが、住宅街ともなると隣接する住まいや交通量の多い通りなどからの視線が気になり、なかなか開放感のある空間づくりが難しいもの。そんな都会での家づくりにおすすめなのが「コートハウス」という形態。これは、壁や塀で囲まれた中庭のある住まいのことを意味します。愛知県の住宅街に建てられた「ライフリゾートを感じる中庭がある平屋」は、人出の多い通りに面した、奥に長い長方形の形状が特徴のコートハウスの住まい。閉鎖的に見えるスタイリッシュな外観とは一変して、光の降り注ぐ中庭を中心とした、開放的な空間が魅力の住まい。入り口から中庭、LDKを抜けた先には、窓からの光が柔らかく広がる明るいプライベート空間が続きます。
勉強にも作業中の息抜きにも使える明るいスタディスペース
キッチンから収納壁を挟んだ反対側には窓からの自然光が心地よいスタディスペースを用意。
壁の両脇からアクセスできる、程よい個室感が魅力の空間です。勉強はもちろん、書斎や、キッチンが近いので家事の合間のコーヒーブレイクの空間にも。多用途に使えるスペースです。
水回りをまとめて家事効率をアップ
トイレはゆったりと大きめな作りに。建具は上釣りにしているためレールがなく、バリアフリーなデザインです。車椅子でも使いやすく、将来手すりをプラスすることも可能です。
洗面、トイレ、脱衣室の水回りを一直線に動線をまとめることで家事の手間もカットしています。
2帖の広さの脱衣室には洗濯機、乾燥機、収納を配置。室内干し用のハンガーパイプは変動式で必要な時だけ出すことができ、通常時の空間をすっきりと保つことができます。乾燥機を導入することで室内干しの空間を最小限にすることができ、雨天時にもすぐ乾かせるため時短にもつながります。造作収納には引き出しも設け、下着やタオルなども入れられます。
浴槽は広めの1,620mmサイズ。テレビに加えスピーカーもついているうえ、打たせ湯のようなシャワーも設置。お風呂時間が好きな人には大満足の空間です。
脱衣室横にはファミリークローゼットを配置。
中はウッドワンの「エラボ」というシステム収納によって区切っています。壁のような床から天井までの大きな収納なので、家族ごとにスペースを分けることも可能です。
ファミリークローゼットの対面には洗面スペースがあるため、洗面鏡を姿見に活用できたりと工夫がされています。ゲストが来る時にはロールスクリーンを下げてすっきりとカバーするのも◎。
平屋はプライバシーがないと思われがちですが、入り口から手前部分にLDKをまとめ、奥側に個室を並べることで、パブリックとプライベート空間を緩やかにゾーニングしています。
窓からの光が心地よいプライベートスペース
子ども部屋は収納含めて4.25帖の広さ。
机とベッド、収納で構成されたシンプルな空間ですが、大きめの窓を高めの位置に配置することで圧迫感もなく、のびのびと過ごすことができます。
勉強はスタディスペース、子ども部屋は就寝前後の時間を過ごす空間とすることで、共有スペースを広くとることができます。
トイレは奥にもう一つ用意。ワンフロアにまとまっている平屋ですが、トイレを2つ設けることで家族間でバッティングしづらい点と、家族が感染症になった際に使い分けできるので、衛生面でもメリットがあります。
寝室は6帖、ダブルベッドを置いても余裕なサイズ感です。収納を一面に設け、端を浅めに設定することで手前に掃除機などの背の高い雑貨類も置ける形になっています。
フリースペースはゲストルームにも、子ども部屋にも。
コンセントやスイッチは床から90cmの高さに設定しており、かがむ必要がないので掃除の際にもスムーズに移動できます。
巾木は見切り材を応用したオリジナルデザイン。入り巾木のように巾木が奥まっているので埃がたまりにくく、すっきりとしたデザイン性に加え掃除の面もメリットです。
白壁と高窓によって明るい光が広がるプライベート空間
爽やかな白壁と多めに設けられた高窓によって、奥まった形状ながら柔らかな光が広がるプライベート空間。中庭を活かしたのびのびとしたLDKはもちろん、家族それぞれが穏やかに過ごせるプライベートゾーンも魅力の住まいです。