機能性はもちろん遊び心たっぷりのリノベーションオフィス「FT KAIZU OFFICE」
「FT KAIZU OFFICE」はユニークなフォルムの建築をベースにしたリノベーションオフィス。スタッフ・ゲストとのコミュニケーションを大切に、新たに生まれ変わった空間には、ミーティングはもちろん、遊び心溢れるインテリアやみんなで食事を楽しめるスペースなど、様々な要素が詰め込まれています。
オリジナリティ溢れるアーチがユニークな外観
建築は先代から引き継いだ思い入れのある事務所を残しつつ、未来に継承できるオフィスとしてリノベーションされました。
アーチビルディングのフォルムと、ガラス張りのファサードが目を引くユニークな建物です。
アーチビルディングの始まりは、1950年にアメリカで誕生した世界初のアーチ型薄板構造物“ワンダービルディング”と言われています。柱や壁が無いため内部は大空間になり、ガレージとしても住宅としても使えるので、幅広い用途に対応できるのが特徴です。
入り口は正面ファサードと、ガレージの奥の2ヶ所。
ダークブラウンの木の質感が高級感を添えます。
壁面はシャビーな木目調のモルタル仕上げ。
アーチのアルミと相まってインダストリアルな雰囲気にまとまっています。
機能性を保ちつつコミュニケーションを円滑にするポップなインテリア
扉を開けると視界に入り込むカンパニーステートメントと、広がるエントランススペース。
横にはコンパクトなキッチンスペースが設けられ、昼食やコーヒーを準備したりと、作業の合間の息抜きにぴったりな空間です。
造作の棚にマグカップを並べたりと、収納スペースもしっかり確保しています。
入り口すぐのフリースペース。
コンパクトなデスクを3つ組み合わせることで、その時々の用途に合わせてテーブルの大きさを調整することができます。
隣接するキッチンでできた料理をみんなでシェアしたりと、ダイニング的な役割も果たす空間です。
緩やかなゾーニングで場を仕切ったミーティングスペース
建物中央に配されたミーティングスペース。
壁面は腰より上からをガラス張りに、角を丸く曲面にすることで、空間内での圧迫感を和らげています。
中には複数人で使用するスペース、一対一で会話するスペース、カジュアルに集うスペースが配され、用途ごとに緩やかにゾーニングされています。
同じ空間ながら天井の材や床の高さに変化をつけることで、それぞれの空間に切り替えています。
所々に配されたギターや壁面イラスト、鮮やかなカラーリングのソファなどのインテリアによって、オフィスながら和やかで楽しげな雰囲気にまとまっています。
ゲストも使用しやすいように中間位置に配された広々としたトイレには、柄タイルで遊び心をプラス。
スタッフも取引先も楽しみながら仕事ができる、ユニークなオフィス空間です。
働く人も訪れる人も、ワクワクするようなオフィス空間
特徴的な外観に、遊び心が散りばめられたインテリアが特徴的な「FT KAIZU OFFICE」。素材やカラーリングで遊びつつ、そこで働く人と訪れる人の両者が使いやすい機能性もしっかりと兼ね備えた、バランスのいいオフィス空間です。