北欧住宅「casa liniere(カーサ・リンネル)」のリビングに置かれたグランドピアノの音色に包まれる。

玄関の扉を開けると、まず目に入ってくるのがリビングに置かれたグランドピアノ。音楽教師をしているご主人が弾くためのもの。演奏しながらでも、ダイニングでくつろいだり、キッチンで洗い物をしたりしている奥さまと目が合う住まいです。

ピアノの音がよく響く仕切りのないLDKの大空間

casa liniere 横浜
ご主人の奏でるピアノを聴く奥さま

仕切りのないLDKの大空間にピアノの音がよく響くため、気持ちよく演奏することができます。

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スケルトン階段の下の空間をくつろぎの場に。意外に落ち着くのだとか。

リビングにつながるウッドデッキを挟んで離れが建っています。ここは、バイオリンの修理を生業としている奥さまのアトリエになっています。ここでひとり、じっくり仕事と向き合うといいます。

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鍵盤をモチーフにした玄関のアプローチ。

一目惚れした、木がふんだんに使われているcasa liniere

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離れの仕事場でバイオリンを修繕する奥さま。音楽を愛するNさんご夫妻。

音楽をこよなく愛するNさんご夫妻が、「casa liniere」を選んだ大きな理由は「木」だったといいます。

「私は木を扱う仕事をしているので、木がふんだんに使われている家が理想でした。家を建てようといろいろと調べているなかでcasa liniereに出合って、その瞬間に一目惚れしました。北欧好きな私たちにぴったりだと思ったし、間取りも気に入りました」

パブリックスペースとプライベートスペースがきちんと分かれている間取り

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北欧のテイストで統一したLDK。

Nさんご夫妻はもともと、パブリックスペースとプライベートスペースがきちんと分かれていて、プライベートは2階で完結できるような暮らしを思い描いていました。1階は大空間のLDK、2階に寝室やバスルームを集約させた「casa liniere」の間取りは、そんなNさんご夫妻のライフスタイルにぴったりでした。

ご夫婦それぞれのお気に入りの空間

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星の形のペンダントライトが印象的な寝室。丸窓からは満月が見える

「この家には好きなところがたくさんありますが、寝室の丸窓から見える満月がとくに好きなんです」

と奥さま。2階の寝室の丸窓からは、ちょうど満月の時期に月が見えます。その寝室には、奥さまの語ってくれた風景に寄り添うように、星をかたどったペンダントライトが吊るしてありました。

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白い壁をスクリーンに。好きな画を投影させればインテリアの一部にもなる。

ご主人は、リビングで過ごす時間が好きだといいます。

「もともと、朝と夜に快適な過ごし方ができるということを重点に置いて、家具のセレクトや配置を考えました。日中は仕事で出ているので、家に帰ってからの時間を快適に過ごせることが大切だと思って。casa liniereの漆喰の白い壁にプロジェクターで動画を投影したり、あたたかみを感じられるペレットストーブを置いたりと工夫しました。早く帰ってきたいと思える家であることが、とてもうれしいです」

Nさんご夫妻のみずみずしい感性によって彩られた「casa liniere」で、おふたりの豊かな日々が紡がれていることが伝わってきました。