
北欧らしい住宅「casa liniere(カーサ・リンネル)」は、さまざまな場所に楽しさがある家
鎌倉の自然の中に溶け込むように建つNさんご一家の「casa liniere(カーサ・リンネル)」。土間に設えられた薪ストーブからは、時折パチパチと薪がはぜる音が聞こえます。奥さまが手がけたドライフラワーがセンスよく飾られた室内では、愛犬と子どもたちがたわむれていました。
薪ストーブも備えた広い土間とLDKがフルオープンにつながるcasa liniere
登山などのアウトドアが好きだったNさんご夫妻。ご主人は、新居には絶対に薪ストーブを入れたいという希望があったという。広い土間とLDKがフルオープンにつながる「casa liniere」のレイアウトは、ご主人の理想にピッタリでした。薪ストーブを土間に設置したことで、汚れを気にしなくていいし、庭に薪置き場を設けているので、薪の持ち運びの動線も抜群だといいます。
想像以上にあたたかい北欧のような暮らしを実現

「想像以上にあたたかいです。あと、これはうれしい誤算というか、薪ストーブが土間にあることで、炎のあたたかな光がどこにいても見えるというか。それがよかったです」
と奥さま。

ご主人も、
「吹き抜けを通して、2階まであたたかい空気が上がっていく。冬に寒くなりがちなバスルームやトイレも、冷えきることなく快適です」
と頬を緩ませていました。
自分たちの希望がそのまま描かれ間取り

もともと、1階に廊下をつくらない、籠れるようなスペースをつくらないなど、間取りにこだわりがあったご夫妻。「casa liniere」の間取りをみたとき、自分たちの希望がそのまま描かれていて、びっくりしたといいます。

バスルームが2階にあることも、来客の多いNさんのライフスタイルに合っています。

「来客がある夜は、子どもたちだけお風呂に入ってそのまま寝るという動線ができて便利です。パジャマのまま階段を上り下りしなければならないないということがなく、けじめがつけられる間取りだと感じています」
と奥さま。

ご夫妻の友人だけでなく、子どもの友だちも多く訪れるNさんの住まい。子どもたちが遊びに来た日には、家のそこかしこから笑い声が聞こえてきます。

子ども部屋はもちろん、土間のベンチ、スケルトン階段など、子どもの手にかかればどこでも遊び場になってしまうようです。みんなが思い思いの場所で過ごしているのを、キッチンから見守っているのがとても楽しく感じられます。
さまざまな場所に楽しさを見つけられる家なのだなと、子どもたちに気づかされています