コンパクトな空間を最大限活用した心地よさとスムーズな動線で家族の毎日を支える住まい「よりそう家」

一生に一度のマイホームづくり。長い時間を共にするパートナーだからこそ、妥協なく理想の住まいを実現させたいですよね。後悔のない空間づくりのために、住宅設計に特化した建築家と目指すマイホームはいかがでしょうか。「よりそう家」は、コンパクトな空間を有効活用した建築家ならではの視点と、計算されたスムーズな家事導線が魅力の住まいです。

プライバシーと個性を両立するプラン

住宅街の一角に位置する敷地は、コンパクトなうえ建築協定等で境界から控えて建築しなくてはいけない条件がありました。プランは、将来的な販売も考慮し、生活の不自由のない動線とゾーン計画を行いながら、ファサード面を閉じた印象とし敷地に沿ってアプローチと駐車計画をする事で、周りの住宅に埋没することなく建物の個性を出す計画となりました。

開口部を制限したシンプルモダンな外観

建築は箱を積み重ねたようなシンプルモダンな外観。

他の住宅と隣接する面は開口部を極力抑え、スリット窓を採用することでプライバシーを守りながら明かりを室内に取り込みます。

LDKに直接繋がる玄関

玄関にはすっきりとしたシューズクローゼットを設置。

棚は可動式なのでその時々の好みに合わせた調整が可能に。コート掛けも備えることで、外出時にサッと羽織ったり帰宅時にすぐ掛けたりでき、花粉や埃、湿気を部屋に持ちこまずに済むメリットもあります。

玄関からは廊下をはさまず直接LDKにアクセスできるため、間に引き戸を設けることでプライバシーの確保と、空間の切り替えを図っています。また、外気温の影響や埃などをカットできるのもこの引き戸のポイントです。

窓からの光が心地よく広がるLDK

一面の窓から差し込む光が心地の良いLDK。

玄関からの廊下がない分広々としたLDK空間に。

濃い色合いのフローリングにダークブラウンの家具を合わせた中で、所々にグリーンを取り込むことで、全体が重くならずに程よい抜け感をプラスできます。

キッチンは２列のペニンシュラ型。

対面式キッチンは、調理中も空間の広がりを感じられる人気のレイアウト。

壁付けキッチンと異なり、リビングやダイニングに面したペニンシュラキッチンは、圧倒的な開放感を感じられるのが大きな魅力。

キッチンをさえぎる壁や棚などがないため、LDKをすっきり広々とした空間にしてくれます。

また、キッチンに立つ人がリビングやダイニングにいる人と対面できるため、コミュニケーションがとりやすくなります。作業中でも家族と会話を楽しめたり、子どもや高齢者、ペットなどにも視線を送れるため、ファミリーにおすすめのスタイルです。

スムーズな動線が魅力のサニタリー

水回りは１階に集約。

階段下のニッチを活用した洗面台には、コンパクトテーブルを設けることで毎朝の家族の支度がスムーズに。

バスルームにはランドリールームを配置。ランドリールームの一部を脱衣所とすることで、洗濯から干すまでを一か所でできるため、日々の家事負担が楽になります。

プライベート空間を集約した２階

２階には夫婦の寝室と2つの子供部屋を配置。

寝室はシンプルながら窓から差し込む光が気持ち良く広がる空間です。

子ども部屋は造作の勉強机とハンガー掛けを備えた部屋をシンメトリーに配置。

中央を仕切ることで空間を分割できるように設計しています。

壁を設けず仕切りで空間を分けることで、子どもが巣立った後の空間を有効的に活用できます。

２階の隅にはファミリークローゼットを設置。

家族の衣類を１カ所にまとめることでリビングや個室に衣類や荷物が散らかりにくく、家全体がすっきり片付きます。また、干して乾いた洗濯物を1カ所に収納できるため、家族一人ひとりの部屋をまわってそれぞれの個室のクローゼットにしまう手間が省け、家事動線が短縮できるメリットもあります。

コンパクトながら日々の暮らしをスムーズにする住まい

限られた敷地ながらニッチを活用した間取りや空間を広く見せる工夫によって、心地よい暮らしが楽しめる「よりそう家」。家事導線も考慮された設計で、日々の作業もスムーズにこなせる、家族の毎日に寄り添う住まいです。