家族みんなでゴロゴロできる、家具も含めてコーディネートされた戸建てのリノベーション住宅

個人邸リノベーションや、団地・木造賃貸アパート再生、まちづくりリノベーションなど幅広い視点で豊かな暮らしづくりを提案するリノベーション業界のパイオニア「ブルースタジオ」。彼らが手掛けた埼玉県西所沢に建つ住宅は、Yさんご夫婦とお子さんの3人の住まい。閑静な住宅街にある建て売りの中古一戸建てを、「趣味の音楽と映画を楽しみながら、家族みんなでゴロゴロできる家」というオーダーをもとにリノベーションしました。

1階をメインとしたメリハリのあるリノベーション

当初、1階、2階ともに大きくリノベーションする予定だったものの、寝室がメインの2階で過ごす時間は少ないため、1階のリノベーションに注力し、2階は必要最低限にする計画に変更。一戸建ての場合は、メインのエリアを絞ってメリハリをつけると、結果的に満足度の高いリノベーションになることがあります。

「ゴロゴロできる小上がりがある」LDKでゆったりと贅沢な時間を過ごす

1階のリビング、ダイニング、キッチンのリノベーションをメインにすることにしたYさんご夫婦。

奥さまの希望の「ゴロゴロできる小上がりがある」とYさんの希望の「曲線を生かした造作家具と、流れるように繋がるリビング・ダイニング」をベースに取り入れたプランになりました。

リビングには寝転がれる大きなソファと小上がりを制作。テレビは壁づけにすることで、ソファや小上がりでくつろぎながら映画を見られるような配置にしています。

この小上がりはゲスト用の寝室スペースにもなるうえ、座面の下は収納スペースにもなっています。

趣味を楽しむ防音室でバンド仲間と音楽の練習

そのほか1階には防音室を制作。Yさんがバンドを組んでおり、バンド仲間と音楽の練習を自由にしたいという希望をかなえたものです。防音室とリビング・ダイニングが空間としてバラバラにならないよう、室内窓でつなげる事で視線が抜けるようにしています。

一番長い時間を過ごすLDKに贅沢を詰め込んだ豊かな暮らし

家族みんなでゆったりとできる時間を大事にした住まい。背もたれの棚と一体となった小上がりや、大きな造作ソファなどいろんな場所に座ったり、寝転んだりできるラウンジのような居心地の良いLDKが魅力の空間です。