
bud brandが「DESIGNART TOKYO 2020」に初出展。ミラノデザインウィーク出展予定作品を初展示へ
一般社団法人 日本 DESIGN BANKが、日本最大級のデザイン&アートの祭典「DESIGNART TOKYO 2020(デザイナート・トーキョー)」に初出展。bud brand(バッドブランド)からは、開催中止となった「ミラノデザインウィーク2020」へ出展予定だったクリエイターや学生らの作品が展示されます。
今回の出展は、コロナ禍の世界情勢を受けて新設された特別支援プログラム『OVER 2020』に抜擢されたことによるもの。
開催中止となった「ミラノデザインウィーク2020」作品を展示
bud brand(バッドブランド)は、才能あふれる次世代のクリエイター達が “日本のデザイン”を世界へ発信できる場として、2016年よりミラノデザインウィークへの出展を支援し続けているbud brandプロジェクト。
今年も「ミラノデザインウィーク2020」出展に向け準備を進めていましたが、新型コロナウイルスの影響で開催が中止されることに。これによりクリエイターや学生らが、およそ1年をかけて取り組んできた作品達も、披露の場を失ってしまいました。
今回の「DESIGNART TOKYO 2020」では、コロナ禍においても、クリエイターらの新しいチャレンジが感動とビジネスをもたらし、好循環を生みだす事を願って、特別支援プログラム『OVER 2020』が新設。この度、bud brandも『OVER 2020』に選出されました。
過去に展示したbud brand作品も出展
「DESIGNART TOKYO 2020」では、ミラノでの出展機会を失った彼らの作品に加え、過去にミラノデザインウィークで展示してきたbud brandの作品達も出展。
日本の次世代クリエイターとして世界に挑戦してきたbud brandの作品が、世界中から集まる様々なジャンルの作品と共に東京の街に並ぶ、新たな晴れ舞台とも言えます。
展示される作品の一部をご紹介します。
2016年 オブジェクトのテーマ「自由発想、世界発信。」
KAORIMASU Japanese sake container
古くからある酒器をもとに、50種類以上の個性豊かな木で作られた枡。お酒に放つ香りと滑らかな呑み口で、また注いで味わいたくなる作品です。
https://www.bud-brand.com/gallery/2016/
2017年 オブジェクトのテーマ「モバイル(=可動性)」
case by case Case
A3ケース、ペンケース、カードケースの3種類のラインナップからなるシリーズ。
それぞれのケースは物を入れ、持ち運ぶだけではなく、何かもう一つの役割を持っており、必要に応じて形を変えることで、スマートな持ち運びと仕事効率の向上をサポートしてくれます。
https://www.bud-brand.com/gallery/2017/
2018年 オブジェクトのテーマ「お祝い -おめでたいプロジェクト-」
花纏 一輪挿し
日本の祝い事の際に使われる水引を使い、日本の祝いを表現した一輪挿し。口の部分を上下にスライドさせたり、回すことで花の姿に合わせ水引きの形状を変えることができます。
華を纏うドレスのように、花の魅力を引き出すことができる花器『花纏』です。
https://www.bud-brand.com/gallery/2018/
2019年 オブジェクトのテーマ「『旅』を100倍楽しませるデザイン」
ai-fuji 暖簾
和紙の製法でつくられた紙に、天然の藍を使用した藍染をし、富士の美しいシルエットを持たせ、”日本への入口”として表現。
藍染を施した特殊な紙は、時間の経過とともに色味が美しく変化し、シワさえも味になる。日本の美意識から生まれた素材と技法を用いた作品です。
https://www.bud-brand.com/gallery/2019/
2020年 オブジェクトのテーマは「日本をアップデート -体感と共有-」
新元号、ミレニアム世代の成人・東京オリンピック、 2020年は今までとこれからを考え、それを海外の人に発信しアップデートする機会。
たくさんの人が来日しモノ・コトを“体感”し、それを周囲へと“共有”する。 この“体感”と“共有”をつなぐプロダクトがラインナップしています。
DESIGNART TOKYO 2020 開催概要
名称:DESIGNART TOKYO 2020 (デザイナート・トーキョー 2020)
会期:2020年10月23日(金)~11月3日(火・祝)
オフィシャルWEB サイト:http://designart.jp
エリア:表参道・外苑前/原宿・明治神宮前/渋谷・恵比寿/代官山・中目黒/六本木/新宿/銀座