映画の中の雰囲気が今もつづく、北欧フィンランド・ヘルシンキの「かもめ食堂」

北欧と聞くとゆったりとした暮らしをイメージする方も多いのではないでしょうか。フィンランドの首都ヘルシンキで食堂を切り盛りする日本人女性を主人公にした映画「かもめ食堂」もおだやかな現地の空気感が感じられるファンが多い名作。

そんな映画のロケ地として使われた店舗は2015年に閉店しましたが、2016年4月新しいお店がオープンしました。その名も「Ravintola KAMOME(ラヴィントラかもめ)」。ラヴィントラとはフィンランド語でレストラン。まさにかもめ食堂という名前でスタートさせたのです。

小林聡美や片桐はいりが出演する映画「かもめ食堂」の舞台になったレストラン

「Ravintola KAMOME」はヘルシンキ中央駅からトラムに乗って約10分程度のところに位置する、おしゃれなカフェやアパレルショップが並ぶ界隈にあります。

目印は爽やかな水色で描かれた可愛らしいかもめのイラストの看板と、ガラスに書かれた「かもめ食堂」の文字。店頭には日本語のメニューも用意されています。お店の隣には、映画にも出てきたシナモンロールが作れるワークショップを行っているアトリエが並びます。

日本の雰囲気も感じる北欧インテリア

店内は、水色の壁と木、所々に用いられた黒が空間を引き締める、シンプルながらも北欧らしいあたたかみを感じるインテリアになっています。レイアウトは映画の中の「かもめ食堂」とは異なるものの、映画の世界観を残しつつ、明るく開放感のあるなかで日本の雰囲気を感じる北欧インテリアには、居心地の良さが感じられます。

店内にはお土産の販売もあります。木のうつわやカトラリーなど優しい風合いのアイテムが並びます。

フィンランドの美味しいものを詰め込んだ「おいしいフィンランドBOX」

メニューにはフィンランドの伝統料理とともに、おにぎりや親子丼などの日本食も並んでいます。フィンランドの人々は日本食に興味津々で、新しい味に挑戦する方も多いのだとか。

写真はお店の看板メニュー「おいしいフィンランドBOX」。トナカイの肉やサーモン、ニシンの塩漬けなどフィンランドの美味しいものが詰め込まれています。旅行でフィンランドを訪れた人たちが、短い滞在の間に様々なフィンランド料理を楽しんでもらえるようにと考えられたのだとか。小さなシナモンロールがあるのも嬉しい人気メニューです。

地元の人にも愛される、フィンランドと日本の架け橋のような一軒

映画「かもめ食堂」の公開から10年以上経った今でも、映画の舞台となったあの場所でカフェが続いているのは、旅行で訪れる日本人からの人気はもちろん現地の人々に愛されているからこそ。きっとこれからも日本とフィンランドをつなぐ場所として続いていくのでしょう。

Ravintola Kamome – かもめ食堂

営業時間:17:00~22:00(金・土曜日11:00~)
定休日:日曜日
URL : http://www.kamome.fi
住所:Pursimiehenkatu 12, 00150 Helsinki, Finland