北欧らしい優しいインテリアが魅力的なコペンハーゲンの「コーヒー・コレクティブ」

北欧といえばコーヒーのイメージを持たれる方も多いはず。なかでもデンマークはコーヒー豆の消費量が世界一の国。まさにコーヒーが大好きな人たちの国なんです。もちろんそんなデンマークにもサードウェーブコーヒーの波が来ていて、その火付け役と言われるのが「コーヒー・コレクティブ」。2006年のバリスタ世界チャンピオンが、コーヒーマニアの仲間3人と共に立ち上げたコーヒーショップです。

デンマークにサードウェーブコーヒーをもたらした「コーヒー・コレクティブ」

コペンハーゲン市内に4店舗あり、どの店舗もスタイリッシュなデザインが印象的ですが、デンマークのクラフトビールの有名店・ミッケラーがあるイェーガースボルゲードというエリアにあるコーヒー・コレクティブのカフェは特にインテリアが素敵なんです。

店内は柔らかな色味でまとめられた北欧らしい優しいインテリア。

デスクも用意されており、地元のノマドワーカーの姿もちらほら。一人での作業にも、軽い打ち合わせにも使えそうです。

アットホームな雰囲気で居心地のよい空間

ハンス・J・ウェグナーの木製の椅子やテーブルで、あたたかみのある落ち着いた雰囲気に。シーリングライトが低めに吊るされており、天井が高く感じられることで開放感が得られます。

折り紙のようなデザインに少し日本的な要素を感じる照明。北欧デザインの柔らかさのなかには和のテイストが感じられるものが多いです。

仕事をしたりおしゃべりしたり、訪れる人々それぞれが思いおもいに過ごしています。

ピンクの壁に囲まれるスペースも有り、エリアごとに印象が変わります。日常使いの空間ながらも、その日の気分で印象の異なる席を選べるのは嬉しいポイントですね。

ダイレクトトレードで仕入れたこだわりのコーヒー

コーヒーは年に数回、南米やアフリカの生産農家に赴き現地で直接買いつけ、産地だけでなく農園までも特定した豆を使ってハンドドリップで丁寧に入れています。時間はかかるものの、コーヒーの出来上がりを待つ時間も素敵なインテリアで楽しめるもの。酸味のある軽やかな味わいは、デンマークのデニッシュペストリーにも良く合います。