Milano Design Award 2017の最高賞を受賞した吉岡徳仁のSFをテーマにしたインスタレーション!

建築から空間まで多岐にわたるデザインを手がける「吉岡徳仁」は、倉俣史朗や三宅一生など巨匠と呼ばれるデザイナーに師事し、2000年に独立後国内外で活躍。デザインのジャンルの幅は広く、ISSEY MIYAKEのショップデザインにはじまり、TOYOTA、HERMES、LEXUS、などの空間デザインや、コスメブランドのRMKなどのパッケージデザインを手掛ける。

代表作に「Honey-pop」や「PANE Chair」など「ガラスの茶室 – 光庵」などがあり、自然と人工物の関係と光がもたらす感覚をその独自の方法で表現している。

今回、吉岡徳仁は韓国の大手総合家電・情報通信メーカーのLGとのコラボレーション作品「TOKUJIN YOSHIOKA x LG : S.F_Senses of the Future」を出展。

ミラノデザインウィーク唯一のアワード「Milano Design Award 2017」で最高賞を受賞

SFをテーマとした新作『S.F chair』『Wall of the Sun』が大規模な光のインスタレーションとなっている。

この「TOKUJIN YOSHIOKA x LG : S.F_Senses of the Future」は、最終日に発表されたミラノデザインウィーク唯一のアワード「Milano Design Award 2017」で最高賞を受賞した。1300以上もの作品からノミネートされた40作品の中で、最も栄誉な賞に輝いた。

最新テクノロジーと、光の世界が織りなす未知の空間。

「S.F(Sense of the Future)」をテーマに、吉岡徳仁のアートとLGの最新テクノロジーが融合した光のインスタレーションが展開。『Wall of the Sun』の光の織りなす幻想的な空間と、人間の感覚を超えたドラマチックな展示となった。子供の頃に夢見ていた椅子をサイネージパネルで構成し『S.F chair』として実現。

 

詩的なデザインから生み出される幻想的なインスタレーション。

特定の有機化合物に電圧をかけると発光する “ 現象 ”を起こすOLEDを約24000個用いた最新テクノロジーと、人間が本来持つ自然の本能に訴えかけるような光の空間はとても美しく、「デザイン界の詩人」と呼ばれる吉岡徳仁の独特な表現を感じることができる。訪れる人を魅了するその空間は、まさに詩的な空間と呼べる。

 

最新テクノロジーを取り入れた「S.F(Sense of the Future)」のテーマ通り、未来をイメージさせる神秘的な世界観が広がっていた。

■関連情報

・ミラノデザインアワード2017 公式HP:http://milanodesignaward.com/winners/