ずっと住む家だから大事にしたい!「casa carina」の天然素材のお手入れ方法。

南欧風のカラフルな屋根と真っ白な外壁がひときわ目立つ「casa carina」。素朴なナチュラル感漂う内装には、天然素材の建材がふんだんに使われ人に優しい空間が広がる。「でも、天然素材のお手入れってどうやるの?」と、思う方もいるはず。ずっと住む家だから大事にしたい。

自然の温もりや風合いをそのままに、自然素材の家具や建材のお手入れ方をご紹介。

外壁内部の劣化から家を守る「Sto」の塗り壁と、お手入れ方法。

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南欧風住宅を建てたい方は、〝白い壁〟というものに対する思い入れが強くなるので特に敏感になる方も多いのではないでしょうか。

外壁の汚れは放置しておくと、見た目が悪いだけでなく、外壁内部の劣化に繋がる事もあります。そんな心配を防ぐため、「casa carina」は、「Sto」というクラックの心配がなく、美しい表面仕上げの自己洗浄能力のある、汚れにくい塗り壁工法を使用しています。

 

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しかし、「それでも心配…」という方は、外壁の汚れを定期的に洗浄してあげるのがオススメ。まず、ホースで壁に水をかけてホコリなどの汚れをある程度洗い流します。汚れは下に流れるため、上の階から下へとゆっくり洗い流していきましょう。

手の届かない高いところは水圧を強めにして汚れを落とします。高圧洗浄機を使った外壁の洗浄方法もオススメ。手の届きにくい場所までお手入れが可能です。

水洗いで落ちない汚れは、ブラシやスポンジで薄めた洗剤で優しくお手入れ。

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室内の壁もそうですが、水洗いで落ちなかった汚れはやわらかいブラシやスポンジを使って落としていきます。強く擦りすぎ表面に傷をつけないように注意しながら優しく汚れを落としていきます。

外壁に苔や藻がついてしまった場合は中性洗剤をぬるま湯で薄めてからブラシでこすります。苔や藻は種類によっては中性洗剤でも落ちにくい場合があります。専用の洗浄剤を散布してしばらく時間をおいてから再度洗い流しましょう。

家具や建材に使われる木製のお手入れはどうするの??

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家具や建材に使われる木材は使用するにつれ、その特性上、素材の傷跡、多少の汚れなどが伴うこともありますが、時間を経てその歴史も「味わい・風合い」として楽しむ醍醐味でもあります。

木材は加工されていても、周囲の温度や湿度によって空気中の水分を吸収・放出し、常に呼吸をしています。経年劣化を楽しむためにも3つのポイントには注意したいところ。

 

<乾燥> 直射日光にあたる場所や、冷暖房による急激な乾燥は、木材の水分を放出するため、ひび割れや反れが生じる場合があるので配置と調湿には注意が必要。

<湿気> 湿度の高い場所や季節では、空気中の水分を吸収し、木材が膨張してしまう事があるため引き出しや扉等が開けにくくなる場合があります。適度に換気を行い、過度な湿気は避けましょう。

《お手入れ方法》水を含ませて固く絞った柔らかい布で軽くふく、または2〜3ヶ月に一度、専用のクリーナーなどでお手入れする。

 

いかがでしたでしょうか。大切な家だから、住んでからも大事にしたいですよね。ぜひ、お家のお手入れの参考にしてみてください。