家族とのつながりを感じられる、建築家が手掛けたシンプルで丁寧な住まい
この住まいは、家族の気配を感じられる、そんな安心感のある暮らしを実現するために、建築家がシンプルで丁寧な設計を施しました。動線は無駄なく整えられ、光の入り方や素材の質感まで一つひとつ丁寧に選び抜かれています。
キッチンやリビング・畳スペース・プライベート空間までがゆるやかにつながり、家族が自然と集まる心地よい時間を育むつくりが特徴です。
白壁と木の温もりが融合した外観

白を基調としたシンプルモダンな外壁が、青空の下で映えるデザイン性の高いファサードです。無駄を削ぎ落としたソリッドなフォルムに対し、玄関周りに配された温かみのある木製ルーバーが、まるで一枚の大きなアートのように縦のラインを強調しています。
プライバシーを守りながらも圧迫感を与えない洗練されたデザインは帰るたびに、日々の喧騒を忘れさせてくれるような、静かで上質な安らぎを提供します。
開放感のある玄関

玄関はゆったりとした広さが確保されており、帰宅した瞬間から開放感を感じられる空間です。
靴やアウトドア用品、日用品のストックなどを収納できるスペースが豊富にあり、いつでもすっきりと整った状態を保てます。
生活感の出やすい場所だからこそ、収納力が整っていることで暮らしの快適さが大きく変わる玄関です。
ブルータイルが爽やかに彩る、こだわりのキッチン

キッチンは、爽やかなブルーのタイルがアクセントとなった心躍るデザインが魅力です。壁のタイルが光をやわらかく反射し、清潔感と個性を両立した魅力的な空間を演出しています。
また、汚れやすい床にはあえてタイルを採用し、日々の掃除がスムーズにできる工夫がされています。
料理をする時間が少し特別に感じられる、心地よさが詰まったキッチンです。
木の温もりと自然光に包まれるリビング・ダイニング

リビング・ダイニングは、木目の床がつくり出す落ち着いた雰囲気が印象的です。足触りのよい木の素材が、家族の時間をやさしく包み込みます。
さらに大きな窓から自然光がたっぷりと差し込み、日中は照明に頼らずとも明るく心地よい空間が魅力です。
くつろぎと実用性を両立した小上がり畳スペース

リビングに隣接する小上がりの畳スペースは、家族の気配を感じながらもゆったりと過ごせる特別な場所です。
ほんの少し床を上げることで、リビングとは違った落ち着きが生まれ、読書や昼寝、子どもの遊び場としても活躍します。建築家は、家族の距離を感じながらも個の時間がつくれるようにと、リビングとの程よいつながりを意識して計画しました。
さらに、畳下には引き出し収納を設け、空間を無駄なく活用しています。見た目もすっきりと保ちながら、暮らしに寄り添う和のくつろぎを楽しめます。
広々とした庭とウッドデッキ

大きく開かれた窓の先に広がるのは、豊かな緑の芝生と明るい木材のウッドデッキです。
芝生に埋め込まれたランダムな石畳は、まるで絵画のような庭のアクセントとなり、視覚的な楽しさを演出しています。子どもたちが駆け回る空間・週末のバーベキュー・何気ない日常のティータイムなど幅広く活用できます。
家事がスムーズに進む便利なランドリースペース

ランドリースペースは、室内干しでも最も乾きやすい場所に計画されており、天候に左右されないのが魅力です。
ボリュームのある洗濯物もしっかり干せる余裕の広さがあり、造作カウンターでは洗濯物を畳んだりアイロン掛けができるため、家事動線がスムーズです。
落ち着きある寝室と書斎スペース

寝室は木目の床が醸し出す落ち着いた雰囲気が魅力です。横長の窓から自然光が入り、日中は穏やかな明るさに包まれる空間です。
さらに、寝室と一体になった書斎スペースは、一人の時間を大切にしながらも家族の気配を感じられる距離感が魅力です。
くつろぎと集中、どちらの時間にも寄り添う落ち着いた空間です。
家族とのつながりを感じられる、シンプルで丁寧な住まい
シンプルで丁寧につくられたこの住まいは、家族の気配をほどよく感じながら、心地よく過ごせる暮らしを実現しています。
動線や光の取り入れ方、空間のつながりなど、建築家の細やかな工夫が随所に詰まっており、日々の時間が自然と穏やかに整っていく住まいです。
これから住まいを検討される方は、ぜひ参考にしてみてください。