家事が進み、家族がつながる。“ワクワク”と“機能性”を兼ね備えた空間設計「子どもたちが遊びまわれるワクワクする家」

玄関からLDKにかけて広がる開放的で遊び心にあふれた空間が魅力の住まい「子どもたちが遊びまわれるワクワクする家」。今回は、キッチンまわりの工夫や、随所に配置された収納、水回り、そして光が広がる2階のプライベートルームをご紹介。家事がスムーズに進み、家族のコミュニケーションが自然と生まれる、機能性と快適性を融合させた空間の魅力に迫ります。

家族の中心となるキッチン。開放的でありながら温かく馴染むデザイン

ダイニングに直結するキッチンは、セパレートタイプのアイランド型。

フルフラットで開放感があり、リビング・ダイニング全体に視線が抜けるため、料理をしながら家族とコミュニケーションが取りやすい設計です。

腰壁には木目パネルを採用し、白を基調とした空間に温かくなじむデザインに。

アイランドの背面にはカウンターとパントリーを配置し、食材や生活用品をすっきり収納できます。

調理道具が多いアイランドキッチンでも、視界が雑多になりにくいのは大きな魅力です。

キッチン横には大容量のフリースペースも確保され、ゲストルームとしても活用可能。

生活スタイルに合わせて柔軟に使える汎用性の高い空間となっています。

外とつながるウッドデッキと、動線にやさしい水回り

ダイニング横の窓からつながるウッドデッキは、長方形の広々としたセカンドリビング。

読書やティータイム、子どもたちの遊び場としても活躍し、屋外でありながらリビングの延長のような一体感を味わえます。

階段を挟んだLDKの反対側には、水回りを集約。

ミラー上下に散りばめられたミックスカラーのタイルが遊び心を感じさせ、白を基調とした明るい空間に彩りを添えています。

ハンガーレール付きの収納棚や、曇りガラスの勝手口から入る柔らかな光など、家事効率と使いやすさにも配慮されています。

光が降り注ぐ2階。内障子がやさしさを添えるプライベート空間

リビング階段をのぼった2階には、プライベートルームを2室配置。

連続窓から明るい光が差し込み、白壁をさらに美しく照らし出します。

内障子を取り入れたことで和のニュアンスが加わり、落ち着いた雰囲気の空間に。

もう一方の個室にも収納スペースをしっかり確保しており、家具を置かずとも必要なものを整理できるため、部屋全体を広々と使えるのも特徴です。

廊下沿いにも壁面収納を設けるなど、2階全体に散りばめられた“賢い収納設計”が印象的。

家事動線を合理的にし、生活空間をすっきり保つことで、家族みんなが心地よく過ごせる住まいになっています。

機能も遊び心も、家族のためにデザインされた住まい

「子どもたちが遊びまわれるワクワクする家」は、家族が日々を楽しみながら、家事もスムーズに進められる工夫が行き届いた住まいでした。キッチンの開放感、用途に合わせて広がるフリースペース、光と収納が行き届いた2階のプライベート空間――どの場所にも“家族の時間が豊かになる仕掛け”が息づいています。遊びと暮らし、機能性とデザイン性。そのすべてをバランスよくまとめたこの住まいは、子どもたちの成長を見守りながら、家族がのびのびと過ごせる理想の一軒といえるでしょう。