恵比寿の隠れ家で愉しむ、スピークイージーのようなレストラン「A9（エーナイン）」

恵比寿の街角にひっそりと佇む、隠れ家のようなレストラン『A9（エーナイン）』は、落ち着いた照明と洗練されたインテリアが調和し、大人がゆったりと過ごせる特別な空間です。バーカウンターでは、テキーラやメスカルを中心としたカクテルをはじめ、ナチュールワインや日本酒、クラフトビールなど多彩なメキシカンカクテルを楽しめるのが特徴です。設計を手がけたのは、ホテルやアパレルショップなど多彩な空間デザインで知られるクリエイティブスタジオ「LINEs AND ANGLEs」代表・西脇佑です。

黄金のカプセルが象徴する、非日常への入口

© 山本育憲（IKUNORI YAMAMOTO）/ Via : @lines_and_angles_inc

お店の入口は、黄金に輝くカプセルのようなデザインが特徴です。初めて訪れる人を一瞬で別世界へと誘う、その存在感は圧倒的です。無機質なグレーの壁に浮かび上がる金色の楕円は、一見するとアート作品のようで魅力を感じます。扉を開けると、外の喧騒から切り離された非日常空間が待っており、訪れる人の高揚感を一気に高めてくれます。

アーチの向こうに広がる、幻想的な世界

入り口で目を奪われるのが、丸みを帯びて連なったアーチのデザインです。この柔らかな曲線が重なり合うことで、奥へと進む期待感を自然に高めてくれます。まるでトンネルを抜けて別世界へ踏み込むかのようなワクワク感を味わえるデザインが魅力です。

宇宙船を思わせる近未来的なバーカウンター

店内に進むと目に飛び込んでくるのは、宇宙船のようにデザインされたバーカウンターです。天井いっぱいに広がる照明は、光の粒が浮かんでいるかのように幻想的で、訪れる人の感覚を刺激します。

また、天井を覆うアーチの曲線に呼応するように、バーカウンターもまた柔らかな丸みを帯びています。直線的な造形ではなく、手を添えたくなるような優しいカーブが空間全体にリズムを与え、立ち飲みでありながらも居心地の良さを感じさせるデザインです。

海外にいるような内装

有機的なインテリアやデザインは、まるで海外にいるような気分を感じられます。独特な形のライトのデザインが鏡に映りこみ、おしゃれな雰囲気を一層引き立てています。光の反射によって奥行きが生まれ、空間がより広く感じられるのも特徴です。幻想的で落ち着きのある空間は、まるで海外にいるような気分を味わえます。

テキーラとメスカルが主役。唯一無二のカクテル体験

A9の主役は、メキシコの大地が育んだテキーラとメスカルです。ここでは、日本ではなかなかお目にかかれないプレミアムボトルが揃っています。オリジナルカクテルは、どれも個性的で、例えば『ネグローニ伯爵の来日』や『オアハカの少年時代』などユニークなネーミングでお客様の興味を引き立てる楽しさもあります。実際に口コミでは『カクテルの名前が独特で面白い』というお客様からの声もあげられています。