清潔感のある白い壁「casa carina」の壁の秘密。
リゾート雑誌に出てくるような南欧風のスタイルの家「casa carina」。
褐色の屋根と清潔感のある真っ白の壁が印象的な家だ。
真っ白の壁の家はよく見かけるが、
「casa carina」の白壁はその風合いや、性能が他とは違う。
また、住ん出来る人は「空気が美味しい」という。
その秘密はいったいなんだろう?
家全体の空気を美味しくする「呼吸する壁」。
「casa carina」では漆喰を使用している。
漆喰(しっくい)とは、瓦や石材の接着壁の上塗りなどに使われる石灰石を主成分とした建材である。
塗り壁の種類には土や繊維などいろいろな素材があると言われているが、
「casa carina」で使用されているのは、
アルプス原産の石灰石を原料としているカルクウオールという名のスイス漆喰。
日本の漆喰と比べ一つの工程を増やすことによってより成熟しており、
アルカリが強いものなので非常に自浄作用が強く、調湿性能が高い。
しばらく家をあけて帰ってきても、家にはいるとスッとし空気感を感じる。
また、湿気や匂いを壁が吸い取ってくれてるので洗面所などの水場も嫌な匂いがしない。
清潔感を保つ「超撥水のロータス効果」。
外壁には世界60か国以上での使用・世界シェアナンバー1を誇る塗り壁「Sto」を使用している。
近年では日本でもその性能の高さから注目を集める塗り壁で施工事例も増加している。
他社の製品と比べて、汚れにくいことと、割れがほとんどないといったことが最大の特徴で、
「超撥水のロータス効果」で、雨などの水滴が汚れの粒子を取り込みながら落とす特殊な仕組みになっている。
自己洗浄能力と似た効果がある「Sto」の塗り壁。
casa carinaの美しい白い壁が保たれている秘密はこの「Sto(シュトー)」にあったのだ。
また、人の手が加えられた滑らかで暖かみのある風合いも特徴的なcasa carinaの白い壁。
これは、施工をする職人の観点からみても、扱いやすい材料で、
カラーバリエーションも豊富なため微妙なニアンスやパターン・表情などが出しやすいという。
「casa carina」の空気の美味しさは、
自然素材の「呼吸する壁」と「自己洗浄能力のある壁」による「守られた」家だったのだ。