【ミラノデザインウィーク】12万個の地板が輝き光の空間を創る!シチズンのインスタレーション。

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「casa cube」の模型や次世代クリエーターを世界に送り出すためのプロジェクト「bud brand(バッドブランド)」が展示されている「SuperStudio」にはおもしろい展示がいっぱいだ。

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その中でも最も注目されていたのは、シチズン時計と建築家・田根剛氏とのコラボレーションのインスタレーションではないだろうか。

もちろん僕らも真っ先に観に行ってきた。

 

12万個の地板が散りばめられた空間の表情が変化していく

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2年前の2014年のミラノサローネでも大きな話題を呼んだ作品のコンセプトを発展させ、驚きの空間を作り出している。

今回のテーマは「time is TIME」で約12万個の地板(腕時計の内部にある細かな部品を支えている基盤)の輝きが時間とともに変化していく。

まるで満天の星空の中に身を置いているようで時間が長いのか短いのか分からなくなっていくような感覚を覚えた。

変化の様子は自然のようにランダムなようだが、人間が作り出した時計のように秩序もあるような不思議な体験ができる。

会場内の電子音楽を駆使したサウンドスケープもそういった効果に非常にマッチしていて心地よかった。

映像で見ても綺麗だが、やはりその場で体験するとさらに感動が広がる。

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ディテールを見てもとても綺麗。

 

エレガントに最新モデルが展示

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この空間の周囲にはシチズンの最新モデルが展示されていてその展示方法も品があって美術品のようでもある。

 

シチズンのインスタレーションは評判以上に非常に良かった。

地板という時計ならではの部品で空間を埋め尽くすという単純なことで、豊かな空間を作り出していていることも興味深いし、すごく日本的な感じがした。