個性的な四角い家である「casa cube(カーサ・キューブ)」の間取りと機能性、使い勝手は実際どうなの!?
「casa cube(カーサ・キューブ)」は、シルエットが立方体の四角い住宅です。窓や装飾などを極力省き、壁一面が白色という、非常にシンプルな見た目になっています。個性的なデザインをしていますが、ただ奇抜な見た目を追求しているわけではありません。「casa cube(カーサ・キューブ)」の四角いデザインは、間取りや機能性などに大きく関係しています。
スタンダードかつシンプルであることを追求したcasa cubeの間取り
casa cubeの間取りは、スタンダードであり、なおかつシンプルであることを追求してあります。基本形となる4×4では、1階に水回りとリビング、ダイニングがあるという、日本住宅の標準的な間取りです。余計な間取りはありません。そして、2階部分は、吹き抜けがあるフリースペースとなっています。casa cubeでは、その4×4を拡張あるいは縮小した間取りも選択可能です。最も大きなモデルである5×5では、ガレージやバルコニーを追加可能です。また、4×4にリビング横のスペースを追加した4×5、対面キッチンを設けた3×5など、直方体モデルもあります。
casa cubeの間取りは、2階部分の自由度が高いです。使用目的が限定されていないので、子ども部屋や夫婦のプライベートルームなど、色々な使い道があります。子どもの成長に合わせて部屋のアレンジをすることも、不可能ではありません。また、吹き抜けを活用して、壁面に映像を映し出すシアタールームにするなど、個性的な使い方もできます。
シンプルな立方体デザインを活かしたcasa cubeの機能性
casa cubeは、高気密かつ高断熱の機能性が特徴です。窓や扉の数を最小限に抑えたシンプルなデザインであるため、空気の逃げ道があまりありません。また、壁と天井には、断熱性の高い発泡ウレタンフォームが使われています。よって、空調設備を必要以上に稼働させることなく、快適な住み心地を実現できるでしょう。また、気密性が高いということは、音が漏れにくいということでもあります。そのため、家の中の音が近所の騒音になるということを気にせず、のびのびと過ごせるでしょう。
また、窓の機能性も特徴的です。casa cubeでは、正面ではなくサイドに窓が設けられています。その窓の形状は、細長いスリットです。特殊な形ですが、程よく光を取り込み、開けると風が通り抜ける設計になっています。それでいて、外からは中が見えにくいです。さらに、人が通り抜けられる幅はないため、高い防犯性能が期待できます。また、採光のために天窓が設けられています。立方体の平らな天井から光を取り込み、その光が白い壁に反射します。そのため、スリット窓から取り入れる光が不十分で、室内が薄暗くなるということはありません。
casa cubeの使い勝手
casa cubeは、シンプルな使い勝手が強みです。極限まで無駄を省き、住宅に欠かせない要素だけを取り入れています。そして、動線を工夫した設計であるため、余計な移動や人同士の衝突などのない、スマートな生活を実現できるでしょう。
また、豊富な収納が使い勝手の良さに繋がります。casa cubeには標準で、キッチンの壁一面を使用した収納が備わっています。容積が多いため、ひと通りの道具は収納できるでしょう。また、玄関や脱衣所など、各部屋に収納があります。さらに、必要であれば部屋をひとつ、収納用として使うことも可能です。日常生活で使用する道具や衣類が、室内に無造作に置かれた状態では、シンプルな生活を実現することは難しいでしょう。casa cubeであれば、そのような道具や衣類は、ひと通り扉の奥にしまっておけます。したがって、余計なものが視界に入ることはありません。
スマートに暮らしたいという人は「casa cube(カーサ・キューブ)」
casa cube(カーサ・キューブ)は、その特殊なデザインが目立ちます。ただ、個性的であっても、シンプルでスタイリッシュなデザインであることには違いはありません。そして、その見た目通り、シンプルで無駄のない生活を実現できる機能が備わっています。したがって、乱雑な生活は、いや、スマートに暮らしたいという人は、casa 「cube(カーサ・キューブ)」を選ぶと良いでしょう。