効率的な家事導線と大きな収納が大家族の暮らしを支える3世帯の住まい「ヌックのある家」
前編:ゲストとの時間も楽しめる居心地の良い3世帯の住まい「家族がゆっくり過ごせるヌックのある家」
核家族化が進み、「親+子」の形が主流になった現代の暮らし。そんな中で最近では共働き家庭が増えたことにより、祖父母の協力が得やすい「三世帯住宅」も注目を集めています。思い出の土地に建て替えた、家族が集う住まい「家族がゆっくり過ごせるヌックのある家」は、3世帯同居の住まい。それぞれの家族が緩やかに繋がりながら心地よく住まう工夫が詰まった空間には、これからの住まいづくりに欠かせないヒントが散りばめられていました。大家族の暮らしを支える家事導線と収納にはどんなこだわりがあるのでしょうか。
家族のライフスタイルに寄り添ったプライベート空間
大きな窓から差し込む光が柔らかく空間を満たすプライベートルーム。
就寝がメインの用途であったり、日中の在宅ワークや子どもの遊び場も兼ねたりと、家族それぞれのライフスタイルに合わせて収納や窓、エアコンなどのバランスを調整しています。
造作棚でより収納力をアップしたファミリークローゼット
衣類の収納はファミリークローゼットにまとめることで、各々の個室をより広く設けることが可能に。
ハンガーラックに加えて棚も造り付けすることで、収納ボックスを置くことができるため、より多くのアイテムをしまうことができます。洗濯後の収納も一箇所で済むため家事効率もアップします。
家族の渋滞を起こさない広々とした洗面台
十分なカウンタースペースを設けた造作洗面台は、白壁と白タイルの組み合わせで爽やかな印象に。
シンク横のスペースをゆったりと広めに確保することで、歯磨きやヘアセットなど、朝の身支度も渋滞することなくスムーズに進みます。
来客の多い1階トイレはデザイン性にアクセントをプラス
来客も多い1階トイレは、見た目もよく掃除も楽々なフロートタイプを採用。間接照明で光の演出を添えることで、ホテルのような高級感のある空間に。
家族の使用がメインの2階のトイレはホワイトでまとめられたコンパクトでシンプルなデザインです。
大家族を支える家事導線と大きな収納
忙しい大家族の暮らしを考慮し、効率的な生活動線を重視した「家族がゆっくり過ごせるヌックのある家」。LDKはヌックを活かした、家族それぞれが緩やかに繋がりながらくつろげる空間に。そんな共有空間とプライベート空間をメインに、大家族ならではの課題をスムーズに解決する家事導線や細やかな空間デザインによって、家族それぞれの暮らしやすさを支えるこだわりの一軒です。