【DESIGNART TOKYO 2022】ミラノデザインウィーク出展作も展示！注目デザイナーによる３人展「移場所」

今年で6回目となる、日本最大級のデザイン＆アートフェスティバル「DESIGNARTTOKYO（デザイナートトーキョー）」が10月21日~10月30日の約１週間、今年も東京を舞台に都内各所にて開催されます。世界中からインテリア、ファッションなど様々なジャンルのモノやコトが集結し、「TOGETHER〜融合する好奇心〜」をテーマに、新時代の価値創造に挑戦するデザイン・アートが展示されます。

会期中には、今年のミラノデザインウィークでbud brandから作品を出展した石垣純一をはじめ、注目の若手デザイナーによる「移場所」と題した3人展も併催。容易に持ち運べる”居場所”をテーマに、3人のデザイナーが探索した3つのテーブルが展示されます。

「Array Polar」 by 石垣純一

使い方に余白を。くらしに遊び心を。再生フェルトで構成したストレージテーブル「Array Polar」。

軽く床を傷つけないので気軽に配置を変えたり、散らかった小物をざっくり収納できます。

再生PETを混合した硬質フェルトのみを使用し、接着剤なしで組立てが可能。製品はフラットパックで届けられ、使わないときは小さく収納できます。

こちらの作品はBud brand AWARD 2022 佳作を受賞、ミラノデザインウィーク 2022に出展されています。

石垣純一

沖縄高専にて機械工学を学んだ後、千葉大学大学院工学研究科デザイン科学コースでインダストリアルデザイン・サービスデザインを専攻。現在は、株式会社プレイドにてデジタルプロダクトのUI/UXデザインに従事するとともに、個人でも幅広いデザイン活動を行なっている。

「chochin table」 by 原田真之介

提灯としての灯りの機能に加え、サイドテーブルとしての機能を備えた家具「chochin table」。

分解と折り畳みが可能で、ワイヤレ光源を中に設置して使用します。

小径の間伐材檜と強化撥水和紙を素材に採用。非常に軽く、持ち運びも容易です。

原田真之介

日本大学デザイン学科を卒業後、 CASIOにて電子機器のプロダクトデザインを経験。現在はデザインスタジオTMのプロダクトデザイナーとして家電、家具、雑貨など幅広い領域のデザインを手掛けながら、日本大学にて非常勤講師を兼任。加工技術や素材特性をデザインに活かしつつ、「感性的、機能的にも豊かな製品」を開発している。

「Flex」 by 鈴木僚

新しい暮らしに寄り添うテーブル「flex」。

ソファやベッド、フロアで使用できるローテーブルです。

「お気に入りのソファでテレワーク」「ベッドでくつろぎながら読書」「陽だまり近くでティータイム」… 生活様式が著しく変化する中、居心地の良い空間に移動して、リラックスしながら作業に向かうことができます。

鈴木僚

山形県出身、金沢美術工芸大学卒業。プロダクトデザインを軸に活動する。インハウスデザイナーとして楽器や家電のデザインに取り組む傍ら、震災遺児とのものづくり、地場に根ざしたものづくりなど個人活動を継続している。

赤坂で挑戦的な家具デザインに触れる

会場は、赤坂の旧料亭をリノベーションし生まれ変わった「KAISU」。

3人展のほか、石巻工房による7人の建築家、デザイナーとの協働の新作家具のプロトタイプや、「『未知』を組む組子」をテーマに、従来の平面的な組子の枠を越えた球体組子や半球体形状のプロダクトを制作する「生粋 namaiki」の鈴木舞の作品など、挑戦的なデザインや新しい取り組みによる家具作品が集結します。併設されたカフェで一息つきながら作品を楽しめるので、展示巡りの合間におすすめのスポットです。

【DESIGNART TOKYO 2022】
会期：2021年10月21日（金）～ 10月30日（日）
会場 : 〒107-0052 東京都港区赤坂6-13-5（KAISU）
WEB：https://designart.jp/designarttokyo2022/
移場所イベントページ : https://ibasho-portable-furniture.studio.site/