デンマークデザインの神髄を体感できる空間「FRITZ HANSEN TOKYO」がオープン!

東京のインテリア地区とも称する、外苑前エリアの中心にある隈研吾氏デザインの建築に「FRITZ HANSEN TOKYO」が誕生。表参道・外苑前エリアの名建築としても知られる隈研吾によるポストモダン建築と、まもなく創業150年を迎えるデンマークの老舗家具ブランド フリッツ・ハンセンが融合した空間は、インテリアのヒントがたっぷり詰まった、明るい日差しに満たされる、パワースポットだ。

創業1872年のフリッツ・ハンセンの直営店がリニューアルオープン!

1872年に創業し、世界の家具の歴史を作り上げてきたデンマークの家具ブランド、フリッツ・ハンセン。フリッツ・ハンセンのアジア本部でもある、フリッツ・ハンセン日本支社は今春、オフィス、コントラクトショールーム、そしてアジア唯一の直営店でもある「フリッツ・ハンセン青山本店」の3つの機能を統合し、FRITZ HANSEN TOKYOをオープン。

インテリアブランドやショップが多く、東京のインテリア地区と称される外苑前エリア。そんな外苑前駅から徒歩3分の、隈研吾によってデザインされた建築の1-2階がフリッツ・ハンセンの新たな拠点「FRITZ HANSEN TOKYO」である。

アルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルムといった巨匠たちが60年以上前にデザインした、今でも色褪せることなく世界中で愛される名作の数々を継承しつつ、次の50年、60年後の未来に残せる新たな名作を生み出すことも使命としながら、フリッツ・ハンセンは進化を続けている。

FRITZ HANSEN TOKYOは、まもなく創業150年を迎えるブランドの直営店としてのヘリテージを伝えながら、他業種とのコラボレーションやイベントの開催したり、新たな取り組みを行ったりすることで新しい価値や感性を刺激する空間を造った。

FRITZ HANSEN/フリッツ・ハンセンとは!?

1872年にデンマークで創業したフリッツ・ハンセンは、家具、照明、アクセサリー小物のデザインと製造においてグローバルリーダーとしてのポジションを担う。美しさと品質、そして職人技の追求への情熱に駆り立てら れ、私たちは世界中のアーティストやデザイナー、建築家らとコラボレーションし、モダンな北欧のライフスタイルを表現し続けている。

アルネ・ヤコブセン、セシリエ・マンツ、ハンス・J・ウェグナー、ピエロ・リッソーニ、ポール・ケアホルムを含む著名なデザイナーとコラボレーションし、コレクションアイテムを生み出してきた。

現在、フリッツ・ハンセン製品は、コペンハーゲン、サンフランシスコ、ミラノ、東京の旗艦店を含む約2,000箇所の販売拠点を通じて世界85カ国以上で販売。コペンハーゲン北部の本社から、デザインをこよなく愛する方々に卓越したコレクションを世界中に展開している。

ライフスタイルをイメージしやすいインテリア

デンマークの家具は、日本の建築や文化と相性が良い。FRITZ HANSEN TOKYOでは、国内で入手可能なカーテンやフローリングなどを実際に使用することで、生活空間をイ メージしやすい工夫を取り入れる。

カーテンには、川島織物セルコンのFELTAシリーズのカーテン(FT6621)を採用。ソフトでエレガントなこの薄地カーテンは、透過性が低く、窓の外からの視線は気にならないのに、光はたっぷりと取り込みことができ快適に使用できるカーテンだ。また、UVカット機能も備えているので、紫外線による家具の傷みも軽減。

キッチンは、性能や品質だけでなく、温かみのある住宅とライフスタイルを提供しているTIMBER YARDがFRITZ HANSEN TOKYOのためにデザインしたオーダーメイドのオリジナルキッチン。空間に自然と馴染むキッチンは、家具を引き立たせ、毎日の豊かな時間を演出する。

フローリングは、マルホンのオーク材を採用、1階は直線的なフローリング、2階はフレンチヘリンボーンにすることで空間の印象に差をつけている。そのほかにもアルネ・ヤコブセンの水栓やドアノブなど各所に拘りを詰め込んだ北欧インテリアに仕上がっている。

建築家・隈研吾が語るこの建築への想い

FRITZ HANSEN TOKYOの拠点となる建築をデザインした隈研吾。この建築を設計した当時の話や想いを語り、全国のフリッツ・ハンセン取扱販売代理店からの質問に答えた。

隈研吾

1954年生。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。国内外で多数のプロジェクトが進行中。国立競技場の設計にも携わった。主な著書に『点・線・面』(岩波書店)、『ひとの住処』(新潮新書)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。

スタイリングディレクターの大草直子が語るFRITZ HANSEN TOKYOの魅力

スタイリングディレクターの大草直子による店内のバーチャルツアーでは、FRITZ HANSEN TOKYOの魅力について語っている。

大草直子

1972 年生まれ 東京都出身。大学卒業後、現・ハースト婦人画報社へ入社。雑誌の編集に携わった後、独立しファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。WEBマガジン「mi-mollet」のコンセプトディレクター。新媒体「AMARC(amarclife.com)」を主宰。インスタグラム@naokookusaも人気。近著に「飽きる勇気―好きな2割にフォーカスする生き方―(講談社)」がある。

FRITZ HANSEN TOKYO

営業時間:11:00-19:00
電話:03-3400-3107
住所:東京都港区南青山2-27-14、1F-2F