開放的な間取りの平屋建て!長く住み継がれる「casa basso(カーサ・バッソ)」

「casa basso(カーサ・バッソ)」は、一般的な2階建ての家屋ではなく、伝統的な平屋建てが採用された。イタリア語のbassoには「低い」という意味があり、日本人ならではの生活スタイルを象徴している。靴を脱いで家に上がり、床に座ってくつろぐ、ちょうど庭と同じくらいの低い目線で日常を過ごすことも少なくない。そんな日本の文化をモダンな形で取り入れたのが「casa basso(カーサ・バッソ)」なのだ。

庭との一体感も楽しめる開放的な空間

平屋建てのcasa bassoは、キッチンもリビングも、室内がワンフロアで構成されている。コンパクトな間取りではあるものの、開放的な空間が広がっているのが特徴的だ。アイランド型のキッチンからは、料理をしながら家族とコミュニケーションを図ることもできる。仲のよい友人たちを招待して、ホームパーティーを開くのにも適しているといえよう。また、ワンフロアの空間は、用途に応じて仕切れるような仕様になっている。住む人のライフスタイルに合わせて変更可能な点も、casa bassoの魅力だろう。さらには、室内にいながら、庭との一体感も楽しめるのだ。

何十年も住み継がれる家

casa bassoの建築を担当した柳瀬真澄氏いわく、40年後も愛着を持って住み続けてもらえるような「住み継がれる家」をコンセプトにしているそうだ。40年という長い月日の間には、子どもが自立して家族が減ったり、価値観の変化から生活様式が様変わりしたりなど、家に求める役割も少しずつ違ったものになっていくことだろう。そんな変化にも対応できるようにと、無駄を省いたシンプルなデザインに徹底している。シンプルだからこそ、時間を経るにつれて味わいも増していく。柱の割付けも明快なので、見た目の美しさだけでなく、災害にも強いというメリットがある。

機能性も抜群の深い軒

casa bassoの外観を彩るのが、日本の伝統家屋にもみられる深い軒だ。夏場はギラギラと焼けつくような強い日差しを遮ってくれ、冬場は暖かい日差しをたっぷりと室内へ取り込んでくれる。そのため、夏場は室内の温度上昇を防ぎ、冬場は室内の温度を温かく保つのに役立つのだという。casa bassoの深い軒は、エアコンの稼働率を下げる役割を担っており、光熱費の節約につながるという優れものなのだ。家を覆って守ってくれる屋根は、家計にも優しいという側面を持つ。

シンプルな作りのモダンな平屋

「casa basso(カーサ・バッソ)」は、無駄を一切省いたシンプルな平屋の家だ。何十年も住み継がれるようにと、あえてシンプルなデザインを採用している。家と共に長い人生を歩んでいきたい、そんな家族に「casa basso(カーサ・バッソ)」はおすすめだ。ワンフロアの開放的な空間では、美しい庭を身近に感じながら、家族との会話や食事を楽しむことができる。