”モジュール×幾何学×繊細さ”がコンセプト。カミヤアーキテクツによるオフィス家具「LINK FURNITURE PROJECT」

新型コロナウィルスの出現により、在宅勤務やリモートワークの浸透が進み、オフィスの在り方が問われる昨今。そんな中、建築家・神谷修平率いるカミヤアーキテクツが、変化するワークプレイスのための家具シリーズ「リンク ファニチャー プロジェクト(LINK FURNITURE PROJECT)」を発表しました。同シリーズでは「モジュール×幾何学×繊細さ」をコンセプトに、4タイプの家具を展開しています。

LINK FURNITURE SERIES : https://kamiya-architects.com/projects/link-furniture-series/

多様なシーンで活躍する汎用性の高い4アイテム

第一弾として展開されたアイテムは、どんなオフィスでも活用できるスタンダードなラインナップ。こちらの「リンクボックス(LINK BOX)」は、端部にある凹凸ジョイントによって自由に積み重ね、回転できます。

使用用途や機能に応じて組み合わせることが可能なうえ、スペースをゆるやかに分けるパーティションとしての使用も可能。植物を配することでプランターにもなります。

キャスター付きで移動が容易なフリーアドレスゾーンのためにデザインされた「リンクテーブル(LINK TABLE)」。

四角形にくらべて多くの組み合わせが可能であり、柔軟なチーム編成によるグループワークに適しています。

オフィス空間の中でも窓際に着目し、オフィスの窓側を”業務に集中するための席”に変える「リンクカウンター(LINK COUNTER)」。

テーブルの脚部はパーティションとしての役割も兼ねており、複数繋げても集中力を保てるような構造です。

そして平面的に組み合わせることができる三角形のスツール「リンクスツール(LINK STOOL)」。

組み合わせ次第で個人用にも、複数人で使用するベンチとしても活用することができます。

まさに、多様化するオフィスの在り方の中でも様々なシーンで欠かせないアイテムの展開となっています。

幾何学のかたちを生かした可変性の高いデザイン

「リンク ファニチャー プロジェクト」では、カミヤアーキテクツのアイデンティティでもある幾何学のかたちを活かすことで、一般的なオフィス家具に比べ可変性が向上しているのが大きな特徴です。

組み合わせや配置を変えることで幅広い用途で利用可能となり、空間や従業員数の変化にも柔軟に対応することができます。

「リンク ファニチャー プロジェクト」の初回導入として、KDDIとアクセンチュアのジョイントベンチャーとして2017 年に設立された「ARISE analytics」の、ニューノーマルな働き方を支えるためのオフィス改修に採用されています。

「リンク ファニチャー プロジェクト」は2021年2月よりオーダーの受付を開始。カミヤアーキテクツによるコンサルティングを経て、約2ヶ月後の納品を予定しています。

リモートワークの促進や新型コロナウィルス感染拡大を防止するためのオフィス整備などに伴い、日々変化を遂げるオフィス環境に寄り添う、新時代の家具に注目です。

LINK FURNITURE SERIES : https://kamiya-architects.com/projects/link-furniture-series/