千葉・勝浦に「どこにもないはずの楽園」水平線と一体になるサウナ付き天然温泉スパ『edén』誕生。

千葉県の勝浦海中公園内に2022年7月サウナ・天然スパ・レストランの複合施設『edén』(正式名称:かつうら海中公園滞在型観光施設)がオープン。プロデュースしたのは、広尾の複合施設「EAT PLAY WORKS」などを手掛けたことで有名な、Salt Group(ソルト・グループ)のSALT FACTORY株式会社です。コンセプトは「どこにもないはずの楽園」。

サーフスポットとして栄えた勝浦市

千葉県勝浦市は東京から90分ほど、勝浦市は世界大会も行われるサーフスポットを中心に観光地として栄えていましたが、2000年代前半以降は観光客が減少、この課題を解決すべく『edén』が誕生しました。天候に左右されず年間を通して楽しめる施設を整備し、人口流入の増加を目指した施設となっています。

水平線と一体になる天然温泉スパとサウナ

なんといっても『edén』の目玉は2階のサウナ付きサーマルスプリング天然温泉スパ。

勝浦の特徴でもあるリアス式海岸の美しい断層をイメージした空間で勝浦の海を一望できるインフィニティ温泉は絶景です。

温泉は、君津市「濃溝温泉 千寿の湯」からの運び湯で、「重炭酸ソーダ泉」の泉質は「美人の湯(美肌の湯)」といわれる成分が多く含まれ、肌の表面をやわらかくしてしっとりとさせる作用があります。

コンセプトは海と目を合わせて水平線と一体になること。サウナも完備されているので、身も心もトトノイ溶けてゆくとき、海と目線を揃えて一体になれます。これぞ「どこにもないはずの楽園」です。屋外には水着のままでシャンパンやカクテルを堪能できるラウンジスペースも併設されています。

勝浦の土地と共生するレストラン

1Fのレストランでは、地元の食材を使ったパエリアをはじめとするシーフード料理や、ナチュールワイン、カクテルを提供しています。勝浦には伊勢海老、カツオ、金目鯛などの海の幸の加えて、豚、椎茸、野菜など、山や里の幸もたくさんあります。

店内は、手作り家具や勝浦の流木が並び、オープンキッチンで豪快に調理される活気に溢れた空間となっています。勝浦の海を眺めながら、潮風に包まれながら、勝浦のものを食し、勝浦を五感で堪能することができます。併設のショップでは、勝浦を中心に千葉をまるごと身体に取り込むような地産品や、 地元勝浦の塩とローズマリーを使用した自家製フォカッチャが販売されています。

どこにもないはずの楽園サウナ付き天然温泉スパ『edén』

オープン同時期には「海岸線アートプロジェクト」として、美術家/音楽家として活躍する立石従寛が中心となり『edén』周辺を勝浦の自然環境を活かしたインスタレーションで演出も行われました。今後は、近隣エリアでの宿泊施設の建設なども視野に、地域全体を巻き込み総合的に再生していくことで、勝浦をより活性化していくことが期待されます。勝浦を存分に味わえる「どこにもないはずの楽園」に一度訪れてみてはいかがでしょうか。

『edén』施設概要
施設名:edén(正式名称:かつうら海中公園滞在型観光施設)
フロア面積:725.1平米(219坪)
フロア構成:1F レストラン/ショップ
2F サウナ付サーマルスプリングスパ(天然温泉スパ)                                公式Instagram:https://www.instagram.com/eden_katsuura/                                      所在地:千葉県勝浦市吉尾272勝浦海中公園内