住宅ローンと事業ローンを活用して戸建賃貸住宅を手に入れる!インカム住宅での不動産投資

不動産投資と聞くと、マンションやアパートでの賃貸経営を思い浮かべる人が多いだろう。しかし不動産投資には、戸建住宅での賃貸経営も含まれる。インカム住宅とは、戸建住宅を活用した賃貸経営の一つである。インカム住宅を始めとする戸建賃貸住宅は、ファミリー層からの高い需要が見込まれる。その一方で、戸建賃貸住宅はマンションやアパートと比べて数が少ないため、投資計画次第で大きな利益が期待できる。

インカム住宅とは

インカム住宅とは、マイホームに住みながら賃貸用の戸建住宅から家賃収入を得る不動産投資方法である。同一敷地内に複数の戸建住宅を建て、そのうち1棟を自宅として活用し、それ以外を入居希望者に貸し出すのだ。インカム住宅で賃貸経営を始める場合、住宅ローンと事業ローン(不動産投資ローン)を併用して資金調達するのが一般的である。

インカム住宅のメリット

インカム住宅の最大のメリットは、マイホームに住みながら賃貸用の戸建住宅から家賃収入を得られる点にある。インカム住宅を手に入れるには、住宅ローンと事業ローン(不動産投資ローン)を活用し建設にかかる費用を賄うのが一般的だ。インカム住宅なら、入居者から毎月支払われる家賃収入をローンの返済に当てられる。そればかりか、ローンを完済したあとは月々の家賃がそのまま収入になるのだ。

また、マンションやアパートの建設に向かない土地に賃貸用住宅が建てられるのも、インカム住宅のメリットと言えるだろう。例えば、マンションやアパートを建設するには、おおよそ60坪以上の土地が必要と言われている。ただしここで示した60坪は、ワンルームタイプの小規模なアパートを建設できる最低限の坪数である。そのため60坪の土地にアパートを建設しても、高い収益を狙うのは難しい。

しかしインカム住宅なら、アパートなどを建設するには小さすぎる土地にも、駐車場付きの戸建住宅が建てられる。したがって、アパートなどを建設するよりも高く安定した収益が見込めるのだ。インカム住宅を提供している「戸建賃貸住宅 casita(カシータ)」では、1棟あたり25坪以上の土地があれば賃貸用の戸建住宅が建設できる。

インカム住宅で賃貸経営を始めるには

インカム住宅を建てるなら、住宅ローンと事業ローン(不動産投資ローン)の併用が適している。マイホームには住宅ローンを、賃貸用の戸建住宅には事業ローンを活用するのだ。事業ローンのメリットは、融資金額の高さにある。住宅ローンの融資金額が年収の5~8倍が一般的なのに対し、事業ローンは年収の10~20倍の融資を受けられる可能性がある。しかし事業ローンにもデメリットは存在する。それが金利の高さだ。どこでローンを組むかにもよるが、住宅ローンが年利0.5~2.0%前後であるのに対し、事業ローンの年利は1.5~4.5%前後である。

インカム住宅は不動産投資の優良な選択肢の一つ

それほど大きくない土地で不動産投資をしたいなら、インカム住宅による戸建賃貸経営が適している。インカム住宅なら、マンションやアパートの建設に向かない小さな土地にも建設できるからだ。また、ファミリー層をメインターゲットに投資計画を組めば、多少利便性に劣る立地であっても十分な家賃収入が見込める。不動産投資による資産運用を考えているなら、インカム住宅を選択肢の一つに加えてはどうだろうか。