HAY創業者も惚れ込んだ、シンプルで美味しい朝食が楽しめるカフェ「アトリエ・セプテンバー」

アンデルセンが愛したかわいい街並みや洗練されたデザインなど、たくさんの魅力が溢れるデンマークの首都コペンハーゲン。観光地ニューハウンの近くにある「Atelier September（アトリエ・セプテンバー）」は、ガストロノミーの世界に北欧旋風を巻き起こした有名店「Noma」創業者レネ・レゼピとともに同じ師匠の元に学び、パリやロンドンの名レストランで修業をしたオーナーがオープンさせた話題のカフェです。

北欧を代表するNoma と並ぶ有名店「アトリエ・セプテンバー」

お店はコペンハーゲン中心部、ニューハウンからコンゲンスニュートー広場を越えて西に少し行ったところに位置します。

オーナーシェフのフレデリック・ビル・ブラーエが2013年にオープンさせて以来、今では世界的に有名になった「noma（ノーマ）」と同様に、北欧と言えばアトリエ・セプテンバーと言われるほど有名店となっています。

光と風が通る気持ちがいいインテリア

大きなアーチ窓が並ぶアトリエ・セプテンバーの店内は、白に統一された壁面、床、天井のおかげかとても明るい印象に。歴史的な建物に似合うアンティークの木製家具が中心のインテリアのなかに、ステンレスや大理石などの異素材を上手に組み合わせることで、温もりと爽やかさが両立した空間に仕上げられています。天井も抜かりなく美しく、デザインへのこだわりを感じます。

オープンキッチンではオーナーシェフが自ら調理。カウンターに並ぶクロワッサンも人気メニューのひとつ。

センスが良く家具や雑貨がセレクトされた店内は居心地が良く、少し抜けがあって近所の人々がフラッと立ち寄れるカジュアルな雰囲気。

ポップなイラストと不揃いの色、形の花瓶たちが可愛らしい一角。

お店の奥にはギャラリースペースがあり、展覧会も行っています。

シンプルでアートのような朝食

アボカドトーストやチーズトーストなど魅力的なメニューが並ぶ中で、朝食セットはパンにバター、チーズにゆで卵がついたシンプルなもの。

ちなみに、このアトリエ・セプテンバーのメニューは、表参道のGYLEの中のHAY併設のカフェでも食べることができます。HAYの創業者ロルフ・ヘイとメッテ・ヘイ夫妻がお店の常連で、東京の母艦店オープンのためにオーナーにカフェのプロデュース依頼をしたのだそう。

素材を活かした朝食を、カジュアルで居心地の良い空間で楽しむ

コペンハーゲンは世界一になったレストランnoma（ノーマ）があり、美食の街として有名になりつつありますが、実は朝食も見逃せません。その中でも「アトリエ・セプテンバー」は、一日のスタートとして朝食を楽しむカフェとしておすすめ。コペンハーゲンに行かずとも、表参道のHAY併設のカフェで同じメニューを食べられるので、ぜひ東京でデンマークの朝を感じてみてください。