「壁」も「床」も、住む人と家をしっかり守ってくれる「casa sole」

「casa sole」のブログでは、何度か太い柱・柱自身の強度、さらには柱と梁をつなぐ

接合部分の強度など、地震に強い家づくりについて、これまで述べてきた。

大地震の威力は、住宅にとっても、そこに暮らす人にとっても脅威。

そこで、「casa sole」は、家の骨格となる「柱」だけで強度を持たせるのではなく、

「壁」や「床」も地震から家を守る強度を持たせた。

面で支える、柱と梁の土台に、さらに安定性が加わる。

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「casa sole」は、暑さ28ミリの構造用合板を、1階と2階の床に敷き詰め、あらかじめ計算された間隔で、梁に直接打ち付けている。

床を一体型の面構造にすることで、構造用合板には、

曲げ強度試験をパスした安定した強度品質を持つものだけが使われている。

壁は地震や強風にもさらに強く、床はねじれや重さにも強くなる。

きっちり構造計算で安心の住まい。

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住宅には、東西南北あらゆる方向、ときに地面から、さまざまな負担がかかる。

住宅の構造を考える上で、大切なポイントは大別して7つ。

「重さ」「強風」「地震」「変形」にどこまで耐えうるか、建物が「ねじれやすく」ないか、

上下の「バランス」はよいか「部材接合部」に加わる力はよいか。

そうした負担に耐えうる住宅であるためには、しっかりとした構造計算に基ずいた構造計画が要求される。

木材一本でも、無駄にはしない!

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「トレサビリティ」という言葉がある。

「trace」(追跡)+「ability」(可能な)という意味で、これまで説明してきた強度性能も、

「トレサビリティ」なくして実現は不可能。

建築現場に運ばれる、木材はきれいに製材加工され、

材木の産地・伐採時期・経由市場・加工工場・運送業者など、

住宅に使われる木材一本が現場に届けられまでの過程をすべて追跡できるような仕組みが確立されている。

こうした「生産履歴」をきちんと管理することで、はじめて構造計算の中の基本となる数値が確立されるのだ。

 

「casa sole」では、一つひとつの部材の安全性、耐久性を把握し、あらゆる部材の構造過程をチェックした上で、

耐震性や強度につながる「安心」を〝いつでも見られる形〟にしているのだ。