一戸建てを貸す不動産投資!戸建賃貸住宅の魅力は盛りだくさん
不動産投資というと誰もが、アパートやマンションの経営を思い浮かべることでしょう。しかし、他にも戸建の住宅を貸すという方法もあるのです。戸建の賃貸住宅には、アパートやマンションにはない魅力があります。だからこそ、戸建の賃貸経営を始める人が増えているのです。その魅力とはいったいどのようなものなのでしょうか。
日本の賃貸住宅事情
日本では総人口が減少しているにもかかわらず、賃貸住宅が次から次へと建設されています。そのため、一部の地域ではアパートやマンションが乱立している状態になっているのです。そのような地域では新築のアパマンであるにもかかわらず、空室が目立つ状態になっています。普通ならば、新築の物件には空室はあっても1部屋か2部屋位なものです。ところが、アパマン供給過剰地域においては、築数年くらいの比較的新しい物件であるにもかかわらず、空室率が高い状態になっているのです。
これは供給が需要を上回っている証拠です。需要があるのならば賃貸住宅を建設しても空室に悩まされることは低くなります。例えば、近くに大学がある場合や、大手企業の工場などがある場合には、単身者用の物件の需要はあるでしょう。ところが、ただ単に相続税対策のために建設されたような物件は、やはりオーナーが空室に悩まされている状況が起きているのです。このような状況は何も一部の地域に限ったことではなく、各地で起きている状況です。
戸建賃貸住宅であれば供給過剰地域でも需要がある
このようにアパマン供給過剰地域においては、簡単に賃貸住宅を建設しても空室に悩まされ続ける可能性が高いのです。とくに供給過剰地域で賃貸住宅経営を始める場合には、他の物件との差別化を図ることが大切です。そこで考えられるのが戸建賃貸住宅なのです。不動産投資は何もアパマン経営に限ったことではなく、一戸建て住宅を貸すことも立派な不動産投資に当たります。
戸建賃貸住宅の魅力とは?
戸建賃貸住宅は基本的にはファミリータイプ向けの住宅になります。もちろん単身者にも貸すことはできますが、3LDKや4LDKの間取りなので、家族での入居者向けとなります。単身者向けのアパートでは、入居者が数年程度で入れ替わることが多いです。その為、その都度ハウスクリーニング費用が掛かるのがデメリットと言われます。それに対してファミリータイプでは、一度入居があると比較的長く住んでもらえるのがメリットです。そのため、ハウスクリーニングの頻度も少ないのです。さらに、駅から15分以上の土地であっても、駐車場を整備していれば入居者は比較的すぐに見つかります。そして家賃も単身者向けより高く取れるのもメリットのひとつでしょう。
不動産投資未経験者でも始めやすい
不動産投資は比較的大きなお金が動くことから、初心者は投資を行いづらい傾向にあります。ところが、戸建賃貸経営であれば、比較的スムーズにスタートさせることが出来るのも魅力的です。空いている土地に新築戸建てを建てたり、中古の戸建てを貸すのでも賃貸経営は成り立ちます。たった1軒の賃貸住宅でも立派な大家になれるのも魅力的です。