南欧風住宅「casa carina(カーサ・カリーナ)」に合わせるインテリアスタイリング

どのような家を建てるか判断する際、デザイン性と安全性は重要なポイントになる。かわいいというデザインの方向でその2つのポイントを兼ね合わせているのが南欧風住宅の「casa carina(カーサ・カリーナ)」だ。南欧風のデザインに合わせたインテリア選びも大切になる。その時に意識するのはインテリアの素材感と、形の元になるモチーフである。

casa carinaのデザイン性と安全性

南欧風住宅のcasa carina(カーサ・カリーナ)は、漆喰や無垢材、テラコッタなどの天然の建築素材が使われている。玄関のドアも天然木を採用しているが、耐火性や機密性、断熱性は性能が高い。サッシもアルミ製ではなく樹脂製で、高い断熱性がある。水周りにカラフルなモダンタイルを採用でき、天然の建築素材による柔らかさやかわいさの表現、安全性にも配慮された機能が備わった住宅だ。

casa carinaに合わせるインテリアの方向性

天然の建築素材が使われているcasa carinaには、同じく天然素材で作られているインテリアや丸みを帯びたデザインのものが合う。漆喰の壁や無垢材で作られたフローリングには、木製のテーブルや、リネンをカバーの素材としているソファーなどと合わせることで、統一感がでる。また、インテリアの形も重要だ。柔らかさや可愛さを表現しているcasa carinaには、丸みを帯びているもの、デザインのモチーフが自然に関するものが合う。前衛的で奇抜だったり幾何学的だったりするデザインよりも、クラシカルやレトロなデザインの方が家との調和が取れる。建具に鉄や銅を用いる場合があるので、小物やポイントとなる家具に同じ素材を含むもの採用するとアクセントになる。

花や植物を飾るなら器に気を配る

窓周りや無垢材のボードの上には、花や観葉植物が合う。しかし、それらを飾る器にも気をつける必要がある。合わせやすいのはアンティーク調の器だ。高価な器を使う必要はなく、花を飾るならアンティークのビンを用いるだけでcasa carinaのデザインと統一感がでる。観葉植物を飾るなら、年季が入ったアルミ製の器も合うだろう。漆喰の壁や無垢の木材など、ブラウンがベースとなるアースカラーなので、生花をドライフラワーにしても調和が取れる。ドライフラワーの自然に表現されたくすみ感は主張し過ぎず、長く楽しむのに適している。

家の素材に合わせることが大切!

天然の建築素材を用いている「casa carina(カーサ・カリーナ)」に合わせるインテリアは、天然素材が使われていたり、デザインのモチーフが自然に関していたりするものが合うことが分かった。また、家は時間が経つと変化していく。その経年変化と同じように、天然素材のインテリアも変化していくことで、より家との統一感が増すだろう。