始める前に気を付けたい不動産投資の4つのデメリットと解決策。

不動産投資にどんなイメージを持っているだろうか?「手堅く稼げる」「専門的な知識が必要」など良いことも悪いこともTVやネットなど色々なメディアで見ていることだろう。だが、過度の期待やありもしない批判があるため実態は見えない。株やFX、最近ではビットコインなど手軽に始められるものではなく、ある程度大きな初期投資が必要ということもあり、デメリットについても知っておく必要がある。ここでは不動産投資の4つの基本的なデメリットについて紹介する。

1.高額な投資額が必要

先述したが、株やFXは商品の単価が非常に少額のため、1万円程度からでも始められる。(ビットコインはさらに少ない額でも始められるが投機でもあるため除外)

だが、実物をともなう不動産投資は少なくとも数百万円以上は必要になる。ワンルームマンションの一室であれば100万円を超える程度からないこともないが、売買にしても賃貸にして貸すにしても優良物件ほど高額なのも事実。さらにアパート1棟やマンション建設ともなると億単位の投資額が必要だ。

さらに物件や土地を取得する初期費用だけでなく、物件をメンテナンスなどのランニングコストがかかる。

2.商品の流動性が低い

歴史が浅く家族で全く違う都市へ移住したり、ライフスタイルに合わせて家を売買して引っ越しするアメリカと違い、先祖代々の土地に定住する日本。不動産を所有している人が中々市場に土地や物件を流さないため、流動性が低く不動産価格は上下しない。安定していると言えば聞こえはいいが、膠着化しているだけでもある。

3.資金を回収するまでの期間が長い

株式投資などが売買がほぼリアルタイムででき、長期でも短期でも或いはデイトレーダーのように数時間や数分で大きな利益を出すのに対して、不動産投資は多大な投資額を回収するのにも数年かかることは普通だし、利益はまたその先にあることが多い。

4.税金や手続きの手間がかかる

不動産は購入時や売却時に不動産取得税や譲渡所得税がかかり、賃貸物件として所有しているときにも固定資産税や都市計画税がかかる。もちろん収益が上がれば所得税もかかるので、他の金融商品と比べて色々な税金が取られることになる。

また、高額なものが多いので融資を受けようと思ったら事業計画書の作成が必要だし、契約書の締結や入居者探し、賃貸管理会社の手配など様々な手間がかかる。

 

柔軟な解決方法が必要

投資額については、安い投資額で始められるワンルームマンションなどは利益の薄いためおすすめできない。例えば希少性の高い戸建賃貸であれば十分な収益を見込める上、例えばcasita(カシータ)のような戸建賃貸住宅であれば少ない投資額で十分な利益が得られる。また、事業ローンなども柔軟に組めるのでおすすめできる。

商品の流動性自体は個人個人の力ではどうにもならないところが大きい。その分、クオリティが高い物件を用意することで入居者が決まりやすく離れ難くする工夫するしかないだろう。売買においてもユニークな物件を用意することが重要だ。戸建賃貸住宅casita(カシータ)であれば、借り手にとってもメリットが多く高い家賃設定が可能なので、確実な資金回収と利益を期待できる。

税金や手続きに関しても同様にあまりスケールの大きな不動産投資から始めるのではなく、戸建賃貸のような希少性が高くバランスの取れたものにすれば利益に対してその煩わしさは気にならなくなるだろう。