一戸建てで不動産投資に挑戦しよう!戸建賃貸住宅を利用した不動産投資とは?
不動産投資と言えば昔から、「アパート経営」や「マンション経営」が一般的でした。しかし、不動産投資の方法はそれだけではありません。一般的な戸建て住宅を賃貸住宅として貸し出すという方法もあるのです。戸建賃貸住宅では、アパートやマンション経営とは違う面白みがあります。いったいどのような点が異なるのでしょうか。
増え続けるアパートやマンション
日本の人口が増加傾向にあった昭和時代は、アパートやマンションを建設すれば、余程立地が悪くない限りは上手に経営していくことが出来ました。しかし、時代が変わり日本の人口は減少傾向にあるにもかかわらず、一部の地域ではいまだにアパートやマンションの経営が盛んです。需要のある地域であれば、アパマン経営をしても問題ありません。しかし需要のない地域に建設した場合、新築にもかかわらず空室に悩まされることになります。そしてほとんどのアパマンオーナーは、金融機関から融資を受けて建設します。もしも空室が続くことになれば、借入金の返済にも響いてくるのです。これからのアパマン経営は、余程立地が良くなければ成り立たなくなっていくかもしれません。
戸建賃貸住宅の需要
アパマン経営では供給過剰になっている地域でも、ひと工夫を凝らした賃貸住宅を建設すれば、空室に困ることはなくなります。それが一戸建て住宅を利用した不動産投資です。戸建賃貸住宅はアパマンよりも数が少ないため需要があります。そのため入居者に困ることはあまりありません。特にファミリー向けには好まれる特徴がありますが、単身者であっても戸建賃貸住宅に住むことが可能です。特に単身者の場合には、一人で複数の部屋を使うことが出来るので、狭いワンルームや1kアパートに住みたくない人であれば、向いている賃貸住宅と言えます。
戸建賃貸住宅のメリット
戸建賃貸住宅には様々なメリットが有ります。例えばファミリー向けに賃貸した場合には、長く住んでもらえるという事です。単身者向けアパートでは、平均4年ほどで入居者が入れ替わります。ところがファミリー向けでは、引っ越しをする場合には荷物が多くなるため、引っ越すことを躊躇する人が多いのです。そのため、一度入居が決まれば長く住んでくれるので、家賃収入もその分安定します。
他にも、駅から遠くても需要があるということが有ります。単身者向けアパートの場合には、駅から近いほうが好まれます。ところが戸建賃貸住宅では、駐車場を完備しているところがほとんどですので、駅からやや離れたところでも需要が有るのが特徴です。土地を所有している人でも、その土地が駅から離れている場合には、賃貸経営をあきらめてしまう人もいるかもしれませんが、戸建賃貸住宅であればその夢を実現させることが出来るのです。
1棟所有するだけでも大家になれる
たとえ、戸建賃貸住宅を1棟所有しているだけでも、立派な「大家さん」になることが出来るのが、戸建賃貸経営の魅力でもあります。不動産投資は、「不動産賃貸業」とも呼ばれる立派な「事業」なのです。もしも戸建賃貸住宅経営を始めるのであれば、入居者に安心して安全に住んでもらうように努力していくのが、賃貸経営者の使命ともいえます。