アマゾンやスタバなど世界的大企業が集まるアメリカ・シアトルの不動産事情。
アメリカ・ワシントン州のシアトルはアマゾンやスターバックス、マイクロソフトなど世界に名だたる大企業が本拠地としている街だ。読書の街と言われるように読書量が多く勤勉で高学歴で高所得の人が多く住んでいる。気候も安定していて環境も良く住みやすい街でもある。
不動産価格は全米でもトップの上昇率
Home prices are rising faster in Washington than in any other state https://t.co/T2UXhL9IL0 pic.twitter.com/Aneuw79ROy
— The Seattle Times (@seattletimes) 2016年6月23日
サブプライムローンの危機で一度は下落していたアメリカの不動産価格は現在上昇中。特にカリフォルニア州やハワイ州、シアトルのあるワシントン州は上昇率が高い。特にそもそも住宅のストックが少ないシアトルは不動産価格は驚くほど上昇している。
ITブーム比例して加熱する不動産市場
シアトルの不動産価格高騰の要因の一つが、成長するIT企業だろう。特にシアトルのダウンタウンに本拠地を留めようとしているアマゾンは雇用を拡大させ、シアトルに高所得者層を増やしている。アマゾン本社が完成しオープンする頃には、不動産価格の相当な上昇があるのではないだろうか。
中国を中心に外国の資本が参入
シアトルはカナダとの国境に近く、巨大な中国人コミュニティを有するバンクーバーから中国系の資本が入り込んできている。アマゾンなどIT企業の好調が続く限りは人口も増えていく可能性もあるので、買えば上昇するシアトルの不動産は外国の資本から見ても魅力的だろう。
シアトルに限らずアメリカの不動産価格上昇は、人口が減少していく日本と違って人口が増えていくことも背景にある。その中でもアマゾンなどのIT企業や外資の要因で、シアトルは不動産投資としては魅力的な街であることは間違いない。