長年にわたって美観を損なわない外壁「ガルバリウム鋼板」がcasa soleの寿命を延ばす

casa soleの外観でもっともインパクトがあるのが、「真っ黒な壁」だろう。

遠目に見ると、住宅というよりは工場? 要塞? のようにも見えるこの黒い壁。

そこには、「持続する家」を目指すcasa soleのこだわりがつまっていた。

 

外壁の劣化を防いで美観を保つ

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いくら断熱や防湿に優れた家でも、外壁の傷みによる外観の劣化は避けられない。

かつての日本の住宅に多かった、木造のペンキ塗装や塗り壁は、塗装がはがれたり、ひび割れができたりすれば、たちまち「年代物」といった風情になってしまっていた。

近年では、サイディングという素材が外壁の主流になってきていたが、サイディングはコストも低く抑えられるうえに、耐久性、耐火性にすぐれたものが多く、重宝されてきた。

しかし、サイディングには素材同士の隙間を埋めるシリコン部分の劣化が激しいという欠点があった。シリコン部分から水が入り、外壁全体が劣化する可能性があり、寿命は10年程度と言われている。

 

耐久性と、断熱性にも優れた外壁

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「ガルバリウム鋼板」という独特な外壁材を採用しているcasa soleでは、従来からある外壁素材サイディングのさらに外側を、このガルバリウム鋼板でくるむような工法をとっている。

鉄をアルミと亜鉛でコーティングした「ガルバリウム鋼板」は、厚さ0.4㎜で、特殊な耐摩加工が施されており、傷がつくにくい。さらに、赤外線を反射する遮熱顔料配合のため、屋内への熱伝導率を下げる役割も果たしてくれるのだ。

シックな黒のため、汚れにくく色あせもしにくいというメリットもあり、家の外観を損ねる最大の要因となる外壁の劣化を防ぎ、年数が経っても、年を取らない「アンチエイジング外壁」を実現できるのだ。

 

瓦葺のように重なり合い、つなぎ目をなくした外壁材

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また、このガリバリウム鋼板は、それぞれの端を折り曲げて接合させる方式をとっているので、サイディングで問題になっていた隙間を埋める必要がない。ちょうど、屋根の瓦ぶきのように1枚1枚の素材が重なり合うようになっているのだ。

さらに、外側からガルバリウム鋼板 → サイディング → 防水シートという3重構造になっているので、外壁の耐用年数を15年まで延ばすことができた。

常に雨風にさらされ、夏の厳しい太陽光も受ける外壁と屋根は、年数に応じて劣化するのは当然のこと、ではあるがcasa soleではその劣化を最小限に抑え、外観をより長く美しく保つことを目指した。その答えが「ガルバリウム鋼板」にあったのだ。

casa soleの一番の特徴である、真っ黒な外壁も、単なるデザイン性でなく、この家が住宅の持続性への強いこだわりをもっていることの象徴なのだ。

 

 

「持続可能」をポリシーに、住宅のパーツのすべてをより長く持たせようとした工夫と努力の証が

この黒い壁=ガルバリウム鋼板の外壁だったのだ。

そう知ってから見上げてみると、この壁が家を守る鎧のように見えてきた。