一戸建て住宅で家賃収入を得る!人気上昇中の戸建賃貸住宅による不動産投資とは?

利回りが良く少額でも始められることから、一戸建て住宅での不動産投資に高い関心が寄せられている。不動産投資といえば、アパートやマンションの経営も一般的ではあるが、それらとは異なる魅力があるようだ。そこで、今回は戸建賃貸住宅による不動産投資のメリットやデメリットなど、マンション経営とも比較しながらご紹介していく。

戸建賃貸住宅への不動産投資のメリット

最大のメリットは初期費用を安く抑えられる点だろう。築古の物件であれば、500万円以下で購入できることも珍しくない。地方都市になると、200万円前後の物件も見つかるようだ。アパートやマンションを一棟経営する不動産投資の場合は建設費用が高額になるため、利回りが低くなりやすい。一戸建てなら少ない費用で始められる上、10%超の利回りも期待できる。さらには、戸建賃貸住宅の入居者はファミリー層が多く、長期的な家賃収入も見込める。また、マンションのように階段やエントランスといった共用部分がないため、清掃やメンテナンスが不要で管理が容易な点もメリットと言えるだろう。

逆にデメリットはなんだろう!?

マンション経営の場合は複数の世帯からの家賃収入が見込めるため、短期間で大きく稼ぐことも可能だ。対して、戸建賃貸住宅の場合は基本は1軒につき1世帯分の家賃収入となり、大きな収入は見込めない。もちろん、一戸建て住宅を複数所有することでその件数分の家賃収入を得ることはできる。しかし、手間がかかり過ぎるため、あまり現実的ではない。規模を拡大していき、不動産投資で大きく稼ぎたい人にとっては戸建投資は不向きだろう。また、築古物件を購入した場合は想定外の修繕費用が発生することもある。地盤が弱いために家が傾いていたり、シロアリ被害が見つかったりなどはその一例だ。自己負担となるケースも多いことから、物件選びには注意しよう。

戸建賃貸住宅の活用法

新たに一戸建て住宅を購入して不動産投資を始める方法もあるが、すでに所有している土地を有効活用する方法もある。土地を相続したものの使用する予定がなく空き地になっていた場所に、賃貸用の住宅を建てる人が増えているようだ。空き地のままでは固定資産税などの税金が毎年かかり、デメリットにしかならない。そこで、戸建賃貸住宅にして家賃収入を得ることで、空き地から収益が発生するようになる。他には、築古物件を格安で購入し、リノベーションによって価値を高める方法もある。

戸建賃貸住宅の不動産投資は少額で始めやすいことが魅力

戸建賃貸住宅の不動産投資はアパート・マンション経営に比べ、初期投資費用を抑えられることがメリットだ。築古物件のなかには200万円前後で購入できるようなものもある。ローンを組まずに、一括現金で購入することも可能ではないだろうか。また、利回りが高く、長期的な家賃収入も期待できる。相続した土地を持て余しているのであれば、戸建賃貸住宅にして家賃収入を得るのも有効な手段の一つだろう。