株式評論家・若林史江が提案する投資のチャンス、不動産によるこれからの資産運用とは!?

日本の賃貸物件の平均的な空室率は3割を超えているのに対し、一戸建て賃貸住宅だけをみると1割以下である。実に9割以上は稼働中という驚異的な数字ともいえる。アパート、マンション経営では戸数を増やすと、ファミリー層を取り込むのが難しい現状がある。株式評論家でもありテレビの情報番組などでコメンテーターとしても活躍されている若林史江氏は、不動産投資は安心材料だと見ている。

若林史江が提案するこれからの不動産投資

若林史江氏は、株価と不動産価格は同じ動きをすると言う。そして、資産運用のひとつとして、不動産投資に対するメリットデメリットを考える時期にきているのではないかと考えている。これからは戸建賃貸住宅も選択肢のひとつになるとの考えの若林史江氏。土地の価格は高騰しても、賃料は需給バランスの関係で安定しているのも理由としてあげている。アパート、マンション経営はどちらかとういうと戸数を増やすより多くの借り手を増やすことに意識が向かいがちだが、そうなるとファミリー層向けの物件が少なくなる。この潜在需要に目を付けたのが戸建賃貸住宅である。

投資は景気循環を見据えて長いスパンで

投資は、人生においてどういう位置づけをしてどういうタイミングで行うのかが重要であると若林史江氏は語っている。ご自身で約20年株式投資をした経験上、サラリーマンでも給料が増えなくてもお金を増やす大きなタイミングが3度あったとも言う。ITバブルと小泉政権、そしてアベノミクスがそれである。もちろんリスクもある。良い時もあれば悪い時もあるのが景気循環と呼ばれるものであって、長いスパンをトータルで判断し、お金に働いてもらうのが重要だという考えである。よって20年先、30年先のマネープランのなかに不動産への投資も含めるのもひとつだと言う。

若林史江氏が考える不動産投資の最大のメリット

不動産投資の最大のメリットは安心材料だと若林史江氏は強調している。自分にもしもの事があれば、それらを資産として残すことができるのが理由だと言う。不動産投資をされている方の中には保険の代わりとしている方も少なくはなく、特に賃貸物件は、借り手がいる限り収入がある。家族や子供たちのために残せる、残すことに意味があるのが不動産投資の安心材料だと若林史江氏は強く語っている。

将来設計をしながらチャンスをものにする

日本人はお金や投資に対して内向きではあるが、一歩踏み出す勇気をもってほしいとも若林史江氏は提案している。飲みに行くなら本を一冊買って勉強してみようとも提案している。チャンスを自分のものにするタイミングと長いスパンでの投資の両方の観点からみると、不動産もひとつの投資材料として将来設計やマネープランを構築するのもいいのかもしれない。